西濃運輸のトラックを徹底解説!サービスごとに使われる車両を紹介
カンガルー便で有名な西濃運輸では、業態に合わせてさまざまなトラックが使われています。
宅配事業のカンガルー宅配便では主に2トンや4トンの箱車を活用、拠点を結ぶ長距離輸送には10トンの大型車を使用しています。
ここではそれらについて紹介していきたいと思います。
Contents
西濃運輸の多様なサービス
戦後、経済がどんどんと復興していく日本でもっともはやく大型トラックによる長距離輸送を始めた会社が西濃運輸です。
現在でも路線トラックに関しては業界最大手となっており、従業員も1万人を超えるという大企業でもあります。
総合物流配送業を行っている企業であり、
- 宅配
- クール便
- 引っ越し業務
- 航空便
- バイク便
なども幅広く扱っています。運送便は「カンガルー便」として有名です。それだけに用途に合わせてさまざまなトラックが使用されています。
カンガルー宅配便のトラック
4トンの箱車がメイン
カンガルー便では多くの荷物を運ぶものの、街中でも配送が多くなるために小型~中型のトラックが多く使用されています。
天候によって左右されないことと荷物の保全のために箱車が利用されており、クール便の場合には保冷車が使用されます。
カンガルー宅配便に必要な免許は?
4t程度の車両が多くなるために中型免許まで取得していると良いでしょう。
また、荷物を積み込む際にフォークリフトが使えると便利ですのでフォークリフトの運転資格(技能講習)を取得していると仕事の幅が広がります。これは入社後でも取得することができます。
カンガルー宅配便のトラック
グループ会社に「岐阜日野自動車」があるために日野自動車のトラックが多く使用されています。
- 「デュトロ」
- 「レンジャー」
などの人気車種の箱車がメインと言えるでしょう。
西濃運輸の拠点を結ぶ大型トラック
10トンやトレーラーも
西濃運輸のもともとの強みである長距離輸送に関しては大型トラックがメインとなっています。10tトラックやトレーラーが中心となっています。
路線乗務員に必要な免許は?
大型トラックやトレーラーを運転することになるために大型免許やけん引免許が必要となっています。また、同じく荷物の積み降ろしのためにフォークリフトの運転資格があれば良いでしょう。
運ぶものの内容によっては危険物取扱などが必要になることがあります。
西濃運輸の大型トラック
こちらもやはり日野自動車のトラックが中心となっています。車種としては
- 「スーパードルフィンプロフィア」
- 「プロフィア」
などの大型トラックです。
西濃運輸のトラックはなぜ日野が多いのか
西濃運輸のグループ会社に岐阜県のトヨタ系のディーラーや岐阜日野自動車があるために
- 「トヨタ」
- 「日野自動車」
のトラックが多く、特に日野自動車のものが中心となっています。
岐阜県に強いつながりがあり、2016年の3月からは大型トラックの後部に「子育てなら大垣市」のステッカーを装着していることも有名です。
西濃運輸の「車両格納」が話題に
2016年末、西濃運輸の大垣支店で実施された「車両格納」が話題となりました。これはトラックをズラリと綺麗に整列させたもので、年式順になっているというこだわりも注目されました。
年末年始の風物詩ともいえるもので、グループ全社で実施されているものです。その整然とした並びが高い評価を得たのです。
まとめ
西濃運輸では業態に応じて多くのトラックが使い分けられており、特に日野自動車のトラックが多いことが特徴となっています。西濃運輸のトラックを見つけたらそういった部分にも注目してみましょう。