ドラム缶の積み方のコツとは?ドラム缶を積み込むときの裏技
ドラム缶を積み下ろしする際、どうしてもうまくできないと思っているあなた。実はドラム缶を積む際には手回しのコツがあるのをご存知ですか?
そこで、これなら回せるというドラム缶の手回しの方法についてご紹介したいと思います。
姿勢
まずはドラム缶を積み下ろしする時の姿勢です。100kgを超えるほどの重さがあるドラム缶は、大柄な男性であっても最初はなかなか思うように動かす事ができません。
でもコツさえわかれば大柄で力持ちじゃなくても移動させる事ができるのです。そのためのコツの一つが姿勢の取り方です。まずは利き足を少し(半歩ほど)前に出します。
ひじは軽く曲げて指を軽く曲げた状態でドラム缶の上のちょっと出ている部分に引っ掛けます。これが基本的な姿勢ですので覚えておきましょう。
ドラム缶を持つ場所
次はドラム缶を持つ場所です。先ほど姿勢のところで少しお話ししましたが、ドラム缶を持つ場所は上の淵の部分です。
この部分を軽く指を曲げた状態で引っ掻けるように持ちます。ドラム缶の横の部分を持っても重いものは重いのでバランスを取りにくくなるのです。
その状態を維持したまま脇を締めて腰骨のあたりにドラムの淵をぐっと引き寄せます。
その角度を維持しながら回していきます。ハンドルの操作をイメージすると動かせやすいでしょう。後は角度を維持しながらクルクルと回して移動するだけです。
ドラム缶を手回しする時のコツ
ドラム缶をぐっと腰骨のあたりに引き寄せたらちょうど目の前にドラム缶の頭の部分があるはずです。
まるで大きなハンドルのような角度ですので、淵を掴んだ状態で角度もその状態を保ちながら運びたい方向へクルクルと回転させます。
この時決して手前側(下になっている淵)ではなく、奥側(上になっている淵)を掴んで回転させる事です。
最初は慣れていないので難しいですが、慣れてくると力の使い方や操作に慣れてきます。毎日の作業で練習すると良いですね。
注意点
意外と簡単だと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、ドラム缶の中身は液体ですので相当の重さがあります。甘くみているとケガをしてしまう原因にもなってしまいますので注意が必要です。
ぐっと手前に引き寄せる時には息を吸い込んで息を止めた状態で作業しましょう。人間は空気がたくさん入っている時には緊張しているのですが、息を吐いた状態だとぎっくり腰になってしまう危険があるのです。
特に注意するのは呼吸もですが角度です。負担がかかるような角度にならないよう心掛けるとケガをせずに作業ができるようになります。
まとめ
今回はドラム缶を運ぶ時の移動の方法についてご紹介いたしました。
『姿勢』『持ち方』『コツ』『注意点』をよく頭に入れて、少しでも楽にケガをせずにお仕事ができるよう練習してみると良いでしょう。コツさえつかめば作業効率も上がります。