4tトラックのオイル交換のタイミングは?交換の目安や交換方法を解説!
4tトラックを運転している人の中には、オイル交換を自分でやる場合がありますよね。
そういった方のために、どういったタイミングで交換すべきなのか、交換する方法やコツについて解説していきます。
この記事を読めば、オイル交換で戸惑うこともありません!
4tトラックのオイル交換
4tトラックのオイル交換の目安は30,000km程度であり、2tトラックと大差はないといわれています。また、交換するオイルの量は10リットル程度であり、こまめに交換する必要はありません。
車検の際にオイルを給油したり、規定量のオイルが入っていたりすれば問題ないでしょう。ただし、オイル交換はメンテナンスの基本であるため、しっかりと行う必要があります。
オイルを交換しないとどうなる?
4tトラックのオイルを交換しなかった場合、
- 燃費が悪くなる
- パワーが低下する
といったことが起こります。オイルの劣化により、エンジンが正常に機能しなくなるためです。
多少パワーが低下したり、燃費が悪くなった程度では、通常の運転では気付きません。パワーの低下や燃費の悪さを実感したときには、すでに交換をすれば改善できる段階ではなくなっており、修理代を支払うことになるでしょう。
さらに、オイル交換を怠るとエンジン内部の部品の損傷が起こることもあります。最悪の場合、エンジンが焼き付いて故障してしまうこともあるのです。
オイルの劣化が著しい場合、多くのケースでオイルの量も減少しています。エンジンを冷やす役割を果たしているのは、ラジエーターのみではないです。ラジエーター同様に、オイルもエンジンを冷やす効果があります。
エンジンが焼き付いた場合、修理をしても治らないケースが多く、エンジンを交換しなければなりません。修理代金はオイル交換よりも当然高額になるため、日ごろからメンテナンスを行うことが重要なのです。
4tトラックのオイル交換を正しく行うためには
4tトラックのオイル交換を正しく行うために気を付けたいポイントは、車検の時ではなくても、自分で定期点検を行うことです。
走行距離など、4tトラックをどの程度利用しているのかを把握しておく必要があるでしょう。オイルレベルゲージを使い、エンジンオイル量のチェックをしっかりと実施して、オイル交換のタイミングを見極めることが大切です。
また、オイル交換と同時にオイルフィルターも交換します。長時間走行する4tトラックはもちろん、実際にはエンジンが加熱しきらないような短時間走行のトラックであっても、エンジンオイルは劣化するのです。
そのため、定期的なオイル交換は必須であるといえます。定期的なオイル交換は、自分には無関係であると感じていたトラックドライバー、運送会社の人もいるのではないでしょうか。
トラックを扱うのであれば、オイルの量と劣化具合を点検する癖をつけましょう。さらに、オイル交換の間隔の目安や交換すべき走行距離は車種によって異なるため、車種を確認してから整備工場などに持ち込んでオイル交換する方法も有効です。
まとめ
4tトラックのオイル交換を怠ると、エンジンのトラブルや事故につながる可能性があります。劣化したオイルを交換せずに走行し続けると、エンジンの焼き付きといった事態が起こることもあるのです。
修理費が高くつくか、修理すらできない状況になるケースも少なくありません。自分でオイル交換を行うことも可能ですが、整備工場などでプロに点検をしてもらい、オイル交換をする方法も有効です。
エンジンオイルの劣化は避けられないものであるため、面倒であっても、日ごろから意識しておくことが大切です。車検の時以外でも自分で定期点検を行い、オイル交換を意識しましょう。