トラック運転手が事故を起こしたら保険や損害賠償はどうなる?対処法やよくある事故原因とは

   

トラック運転手と切っても切り離せないのが事故の危険性。どれだけ安全運転に徹していても、事故は常に隣り合わせです。

そこで今回は、事故を起こしてしまった場合の対処法や事故原因、事故を起こさないための心構えなどをお話ししたいと思います。

トラック運転手は事故を起こしやすい?

トラック運転手は、基本的に1日のほとんどを運転して過ごします。一般のドライバーに比べて運転時間が長いわけですから、当然事故のリスクは増えることになります。

さらにトラックは乗用車に比べて死角も多いし、車両が大きくなればなるほど周囲の車との間隔に余裕がなくなります。また、右左折時にはオーバーハングもあります。

トラックの運転手が事故を起こしやすいという表現は正しくはありませんが、トラック運転手という職業に就いている以上は、乗用車を運転する一般ドライバーに比べたらリスクが高まって当然なのです。

トラックの事故状況や原因は?

トラックの対車両事故の状況

対車両のトラック事故の半数以上は追突事故です。また、高速道路では追突事故が実に7割を超えています。

乗用車なども含めた対車両事故状況では、追突は半数を下回りますので、トラックの追突事故がいかに多いかがわかります。

追突事故に次いで多い対車両事故は出会い頭の事故です。なお、高速道路では進路変更時や追い越し・追い抜き時の事故が併せて15%ほどになっています。

進路変更や追い越し・追い抜きの事故には、ミラーの接触なども含まれます。それ以外には、オーバーハングによる後方接触事故や後退時の接触、比率はかなり低いですが正面衝突などのケースもあります。

対人事故で最も多い状況は?

対人事故で最も多いのは道路横断中の事故で、人対車両の事故の半数以上を占めています。ここで注目すべき点は、横断歩道を横断中の歩行者との接触が、決して少なくないことです。

高齢者や小さな子供は交差点によっては青信号のうちに渡りきれないこともありますし、左折時の横断歩道上の歩行者は、トラックの死角に入ってしまうこともあります。

また、信号機のない横断歩道を横断している歩行者が自動車と接触するケースもあります。横断歩道は歩行者優先であるため、100%運転手の過失となります。

トラック事故の原因

先述したように対車両のトラック事故の半数以上は追突事故ですが、その主な原因は前方不注意によるものと考えられています。

特に昨今はスマートフォン操作による前方不注意が指摘されています。実際に走行しているトラック運転手を見てみると、通話や画面操作をしながら走行している人をちらほら見かけます。

しかし、それだけが追突事故の原因ではありません。そもそも安全な車間距離を保持していれば、追突事故を起こすことはまずありません。
つまり、車間距離不保持も追突事故の原因のひとつなのです。

また、寝不足や体調不良、疲労などによって集中力を欠いてしまうことも原因のひとつです。

その他にもナビ操作や伝票の確認、タバコに火をつけるなどの作業で一瞬目を離したことが追突事故に繋がるケースもあります。

対人事故の原因も、主に不注意や確認不足です。横断しようとする歩行者の発見が遅れたり、左折時に死角に入っている歩行者に気付けなかったりといったことが原因に挙げられます。

事故を起こしやすい経験年数は?

トラック運転手の事故といえば経験の浅いドライバーを思い浮かべるかもしれませんが、意外にも経験年数10年以上のベテランドライバーが事故を起こしているケースが8割を占めます。

これは、慣れによる慢心が原因とみられています。

事故を起こしてしまったら

まずは負傷者の救護

何をおいても最優先すべきことは、怪我人がいる場合はその救護です。動かせる状態なら道路脇などに退避させなければなりませんが、動かすと危険な状態の場合もあります。

怪我の程度によってはすぐに救急車の要請をして、到着までの間は応急処置などをして待ちます。

また、負傷者が「大丈夫だから」と立ち去ろうとした場合も、念のために病院へ行くことを勧めましょう。もし引き止めても立ち去ってしまった場合は、その旨を警察に報告します。

後続車の事故防止

更なる事故を誘発しないために、三角板や発炎筒などで後続車に事故の発生を知らせます。また、車両を動かせるようなら安全な場所へ移動させます。

目撃者がいた場合は、可能なら連絡先を聞いておくと良いでしょう。なお、事故車両を移動させる場合は事故の発生場所がわからなくならないように注意が必要です。

警察や関係各所への連絡

負傷者の救護や現場の安全確保を終えたら、ただちに警察に報告します。仮に相手方が負傷していないから大丈夫といっても、事故を起こした際は警察に報告する義務があるのです。

また、警察に事故報告をしていないと、保険が支払われないこともあります。後になって相手方が請求をしてくるなどのトラブルに繋がる危険性もありますので、必ず報告しておきましょう。

その後、会社に連絡して指示を仰ぎます。保険会社や客先への連絡をどうするかなどを確認しておきましょう。

トラック運転手の事故は自己負担?

運送会社によっては、任意保険に加入していなかったり、入っていても免責金額が30万円ほどだったりと、全額を会社が負担してくれるわけではないケースが多くあります。

また、対人対物が無制限ではないということもあります。入社時には必ず事故時の免責について質問しておきましょう。

多くは「毎月の無事故手当てが支給されず、修理費に充てられる」というパターンになりますが、運転手に大きなペナルティが課される会社も存在しているのが現実です。

もしもの時を考えて、多額な事故費用を運転手に負担させない会社を選ぶことは自分を守ることにも繋がります。

なお、車両保険に加入していない場合もありますので、自損事故は自分で修理する必要があるかどうかも確認が必要です。

事故を起こさないために

健康管理をしっかりとする

事故原因のほとんどが不注意によるものですが、その中には居眠り運転や漫然運転もあります。

長時間の運転が前提の職種ですから、睡眠不足や二日酔いなど集中力が低下するような生活は避けなければなりません。

また、風邪薬などの服用によって頭がボーっとしてしまうことも事故に繋がります。日頃から体調管理をしっかりすることは、運転手の大事な務めのひとつなのです。

「体調管理も仕事のうち」と考えましょう。

自分の運転を過信しない

トラック事故の多数を占める「追突」。その原因のほとんどは車間距離不保持です。

前の車が急ブレーキを踏まない保障はどこにもありません。積荷を守るためにも、余裕を持った車間距離で走行することが大切です。

割り込まれることによる苛立ちももちろんありますが、事故を起こすことを考えれば車間距離を詰めることがどれだけリスクを伴うかは自ずとわかります。

日頃トラックで走っていれば、いかに無謀な運転をしている人が多いかは知っているはずです。自分の周囲はそういうドライバーに溢れていると考え、常に対応できるようにゆとりを持った運転を心がけましょう。

もちろん「だろう運転」は厳禁です。トラックは走る凶器であることを忘れないようにしましょう。

常にプロ意識を持つ

トラックは、会社の看板を掲げて走っています。つまり、運転手は自分がどこの誰かを周囲に知られているわけです。

会社の顔として公道を走行するのですから、プロ意識を高く持ち、周囲の模範となるような運転を心がけましょう。

インターネットが当たり前になったこの時代、ドラレコ映像を動画サイトにUPされることも十分に有り得ます。

そのときに「模範的な運転のトラック」として上げられるか、「危険運転のトラック」として上げられるか。自分の運転がプロとして常に見られているということを忘れないようにしましょう。

まとめ

トラック運転手は、事故を起こしてしまうと多くのものを失うことにもなりかねません。

もちろん煽り運転や強引な割り込みなどにも苦しめられることはありますが、少なくとも自分が原因の事故を起こしてしまうリスクは自分で防ぐことができます。

自分を、会社を、そして大切な家族を守るためにも、プロのドライバーとして常に安全運転を心がけましょう。

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