4tトラックの寝台で仮眠を快適にとるためには?寝台の広さやおすすめ寝具を紹介!
トラックには寝台と言われるベッドが備わっていますよね。
4t以上のトラックになると輸送距離も長くなり、トラックの中で仮眠を取ることも多くなります。
そこで今回は、トラックの寝台でリラックスして快適に過ごすための方法や、おすすめの寝具などをご紹介していきたいと思います。
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4tトラックの寝台は重要なスペース
ドライバーは他の職業とは異なり、仕事と仕事の合間に待ち時間があります。荷物の積み下ろしなどの際に待ち時間が発生することが多いです。
また、ドライバーは夜間も運転する必要がある場合もあり、こういった待ち時間などの時間が取れるときに仮眠などをしてしっかりと休息をとる必要があります。
そのために、トラックにはドライバーが仮眠をとるための寝台がついていて、ドライバーが寝やすいようになっています。
待ち時間は短かったり長かったりと不規則なので、短い時間でも仮眠が取れるように寝台を快適にしておく必要があります。トラックについている寝台をどのように使えば快適な仮眠が取れるのか、紹介していきます。
4tトラックの寝台寸法は?
寝台で寝るとなるとまず気になることは寝台の大きさでしょう。寝台の寸法はトラックの種類によって異なります。
4tワイドボディ
快適な仮眠をとるためには、まずトラックの寝台の寸法を知っておきましょう。寝台の寸法は同じ4tでも車種によって異なります。
4tトラックのワイドボディの場合、車体の横幅が広く、寝台は幅が40~60㎝程度、長さが180~190cmほどあります。身長が190cm以上あるという方でなければ十分寝ることはできるサイズです。
4t標準ボディ
標準ボディの場合はワイドボディと比べて車幅が狭くなってしまっています。寝台もワイドボディと比べて10~20cmほど短くなっています。人によっては少し窮屈に感じることもあるかもしれません。
また、車両の種類によらず寝台は材質が発砲スチロールでできているため、そのままでは固くて寝にくいです。そのためドライバーの方は布団や寝袋などを持ち込むことが多いです。しっかりと休息をとるためにも、布団や寝袋などの用意はして万全の状態を期しましょう。
寝台のついていない4tトラックもある
中には、「ショートキャブ」と呼ばれる寝台のついていないトラックもあります。
「キャブ」とは「キャビン」のことで、トラックで使われる場合は運転席や助手席がある空間のことを指します。つまり、ショートキャブとはこの空間が狭いということで、寝台は省かれています。
ショートキャブのトラックが使われるのは、主に近場への配送が多く、長距離の配送と比べてそれほど休息が重要でない場合などが多く、積める荷物の量を増やすために運転席の空間が狭くなっています。
寝台はないものの、助手席と運転席を倒して簡易的な寝床とすることができます。
4tトラック用の寝具を紹介!
寝台は材質が発泡スチロールでできているので、そのままでは固くてしっかりと休息をとるのは難しいでしょう。そのため、寝台を利用する場合はトラック用の寝具を使用します。以下では寝具の1例を紹介します。
4tトラック用 掛敷組ふとん 寝台布団 カバー付き
https://item.rakuten.co.jp/mizogutifuton/10000033/
こちらは、トラック用の掛布団と敷布団のセットです。サイズは、実寸で掛布団が 200cmx90cm、敷布団が 200cmx64cm くらいです。
値段は6000円とお手軽な価格になっているので、特に布団へのこだわりがなくて、最低限の機能さえあれば大丈夫、という方にはこの掛布団と敷布団のセットがおススメです。
4トン用 新トラック布団4点セット
https://item.rakuten.co.jp/kurashiki-futon/4003904t/
こちらは、掛布団と敷布団にそれぞれカバーが付いた4点セットとなっています。サイズは、掛布団が 120cm×200cm で敷布団が 58cm×200cm くらいです。
値段は、カバーがセットでついているため15800円と少し高い値段となっていますが、衛生面が気になるという方にはおススメです。
また、敷布団は一つ目のセットよりも厚さが 3cmほど厚く、3層構造をとっているので床付きをあまり感じずに眠れます。
寝具・トラック用ふとん 4点セット
https://item.rakuten.co.jp/syaru-shop/4ten-2/
こちらは掛布団と敷布団に合わせて掛毛布と敷パッドがついてくる4点セットの商品です。サイズは敷布団が 55cm×200cm くらいです。
この商品は、通常の掛布団と敷布団に加えて、冬用の毛布や暖か素材の敷きパッドがついているので、寒い冬場でも快適にトラックで休息をとることができます。
毛布と敷きパッドがついているため値段は18900円ほどとなっています。1年通して使える寝具が欲しいという方におススメです。
4tトラックの寝台を快適にするための3つのポイント
さらに、トラックの寝台で快適に休息をとるためのグッズを紹介します。寝具だけでは休息をとるには不十分であることが多く、以下のようなグッズがあるといいかもしれません。
日光をさえぎるための遮光カーテン
ドライバーは日中に仮眠をとらないといけない状況に遭遇することもあります。ですが、日中は日光が窓から差し込んで、なかなか寝付けなかったり、目が覚めてしまったりします。そうするとよく眠れず、疲れがあまりとれないなんてことになってしまいます。
日光による睡眠の妨害を防ぐには、「遮光カーテン」がおススメです。遮光カーテンは普通のカーテンより光を通しにくくなっているので、暗さを確保しやすいです。
遮光カーテンを使うことで日中も快適に仮眠をとれるようになります。
クーラーの直接の風が苦手な方のための扇風機
夏などの気温が高い季節は、空気がこもりがちの運転席は暑くなり、冷房をつけるドライバーも多いと思います。
しかし、寝ている間にクーラーの風が直接体に当たってしまうと、体力が奪われて風邪を引いたり、逆に疲れが増えてしまうことがあります。
そのため車内では「扇風機」を使用することをおススメします。扇風機はクーラーの風の方向を調節して体に直接当たらないようにすることができます。
なので、夏のような暑い時期でも、冷房をつけた状態で快適に休息をとることができます。
乾燥防止の加湿器
冬などの気温が低い季節の場合は、車内で暖房をつけると思います。暖房をつける場合も気をつけるべきことがあります。
暖房をつける場合は「乾燥」に気をつけなければなりません。車内が想像以上に乾燥し、のどの痛みで目が覚めてしまうこともあります。
そこで、「加湿器」を使って車内の湿度が低くならないように保つと、のどが乾燥して風邪を引いたり、目が覚めることもなくなります。
>乾燥する冬場は、加湿器もしっかりした休息をとるために重要なグッズの一つです。
快適な睡眠で疲れを癒そう
中・長距離ドライバーは1日の拘束時間が12時間を越えたり、積み下ろしの待ち時間のために待たなければならないなど、常に時間を奪われます。そのため車内で睡眠、休息をとらなければならないことが多いです。
また、休息の時間は常にとれるわけでもなく、とれたとしても不規則な時間になってしまいます。そのため、休息はとれるときにしっかりとれるようにすることがとても大切です。
限られた時間でしっかり体を休めるためには、トラック内で使える快眠グッズなどを使い、快適な睡眠をとれる環境を整えることが必要となってきます。上記で紹介したグッズ以外にも、アイマスクや、首周りに巻く空気枕などのグッズを使うと、さらに寝やすくなって気持よく働けるようになります。
まとめ
4tトラックは、種類によって寝台が狭かったり、もしくはなかったりします。 自分のトラックにあった寝具やグッズを用意して、いつでも快適な休息をとれるような環境を整えることが日々の業務を安全にこなすために必要です。