バス運転手の仕事はきつい?バス運転手の仕事がきついと思われがちな原因とは

   

バスの運転手の仕事はとにかくきついと言われることがあります。では具体的に何が「きつい」のでしょうか。

ここではその「きつい」と言われる理由のなかでも特に大きいものを順番に紹介していきたいと思います。

バス運転手がきつい理由「時間厳守」

路線バスは定期運行が求められる

路線バス、送迎バスなどは運行時間が分単位で決められており、「定期運行」が何よりも求められます

しかし実際には道路工事や渋滞などによって決められた時間に停留所につけないということも起こってきます。これが何よりもドライバーにとって精神的な負担になるのです。

対策:安全第一と心得る

生真面目なドライバーほど時間を守ろうとするのですが、焦るあまりに乗客が危険な状態になったり、事故にあったりしては意味がありません。

急ぎたい気持ちはわかりますが何よりも安全第一であることを心掛けなければならないのです。

バス運転手がきつい理由「給料が安い」

バス運転手の平均給与は400万

バスの運転手の給料はその勤務内容から考えると安いと言われています。これが「きつい」と言われる原因の一つとなっています。

ただし、この給料は会社によってまったく違いますし、

  • 路線バス
  • 観光バス
  • 高速バス

などバスの種類によっても違ってきます。

また、公営バスの運転手は地方公務員としての扱いになるので給料やボーナスはその地域の公務員と同等になるためかなり高い給与となることがあります。

対策:バスが好きと割り切る

民間のバス会社では平均して給与は安く設定されていますが、バスの仕事はなくなるということがなく、非常に安定している仕事でもあります。また、バスやタクシー、トラックのドライバーはその車両の運転が好きという人が多いのも特徴です。ある程度は好きな車両を運転しているということで割り切って考えることも必要なのかもしれません。

バス運転手がきつい理由「クレーム」

乗客とのトラブルが評価につながることも

安全運転を心掛けて、時間厳守で運転していても乗客からクレームが出されることがあります

中には運転手に責任がないような内容のことに対してもきつい言葉でクレームを出されることもありますし、会社の方にクレームが出されることもあります。

会社にクレームが出されると評価に影響することもあるため、運転手はクレームやトラブルも意識しなければいけなくなるのです。

対策:バス運転手は接客業でもある

バスの運転手はドライバーとして運転をするだけでなく、接客も仕事内容に含まれています。

観光バスなどで接客応対はバスガイドがしてくれるという場合は別ですが、ほとんどのバスで運転手が接客対応をすることになります。

  • 丁寧な運転
  • 安全配慮
  • 言葉遣い

などを意識した上で接客意識も持っていきましょう。

バス運転手がきつい理由「労働時間」

バス運転手の労働時間は長い

路線バスの勤務体制

  • 「早番」
  • 「遅番」
  • 「通し」

の3つのパターンがあります。また、それとは別に「中休み勤務」というものがあります。

早番は5~13時、6~14時という早朝から昼過ぎくらいまでの勤務が普通で、通勤や通学などの客が多く利用します。

遅番は15~24時、16~25時くらいの夕方から深夜にかけての勤務となります。

通し勤務とは朝から夜まで通しで勤務となるもので間に少しずつ細かい休憩を挟んで長時間勤務をするという勤務となります。

そして「中休み勤務」とは早朝の通勤通学で忙しい時間帯と、夕方から夜にかけての帰宅ラッシュの時間帯を勤務時間として、その間の時間は休みとなる勤務体制です。

間の時間は勤務時間ではないというものの、朝と夜に仕事があるために非常に長い時間勤務をしている感覚になります。

対策:休憩時間にストレス解消

中休み中は勤務ではないので、何をしても自由です。一度家に帰っても構いませんし、遊びに行っても構いません。あまり動きたくない場合は事業所で仮眠をとっても良いでしょう。

こういった時間を自由に使うことでストレスを解消していくことが重要です。

バス運転手がきつい理由「腰痛」

腰痛はドライバーの職業病

肩こりや腰痛はドライバーの職業病とも言えるものです。長時間座って運転していることで血行が悪くなり発症していきます。一度完全に悪くなるとなかなか解消しないというのも悩みの種となっています。

対策:正しい姿勢で腰痛防止

肩こりや腰痛は

  • 「正しい姿勢」
  • 「補助アイテム」

を心掛けたり使用したりすることで軽減することができます。また、休憩のたびに軽く体を動かしたりストレッチをすることで予防することもできます。

バス運転手の魅力とは

大きなバスを動かしているという誇り

バスの運転手には「バスが好き」という気持ちで仕事をしている人が多くいます。これだけ大きいバスに客を乗せて運転しているということ自体に意義を感じるというのもバスの魅力だと言えます。

乗客とのふれあい

同じ人が乗車することが多い路線バスなどでは顔見知りになることも多く、乗客とコミュニケーションをとっていくこともできます。接客は決してトラブルばかりではないのです。

安定した仕事

路線バスや高速バスは基本的に同じルートを走行するためにイレギュラーなことはあまりありません。

それでいて仕事は常に安定してありますし、ドライバー不足の日本では就職や転職も容易に行うことができます。

まとめ

バスの運転手の仕事は「きつい」と言われることがあるのは事実ですが、ある程度対応策はあります。

また、それだけにやりがいも大きい仕事ですので、バスの運転手の仕事に意義を見出していくときつさも軽減されていくでしょう。

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