センコーの運転手になりたい!給料/年収/社風/福利厚生を口コミからまとめました
センコーといえば業界でも大手の運送会社で運転手の募集も多く出ていますよね。そのため、転職先の候補に考えている方も多く、給料について気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、センコーで働く運転手の給料について詳しくご紹介していきたいと思います。
Contents
センコー株式会社について
センコーの事業内容
センコー株式会社は、センコーグループホールディングスの中で物流を担う事業です。
設立当初は旭化成や積水化学工業、積水化学といった大荷主を持つ石化・樹脂物流や住宅物流を担う運送会社でしたが、徐々に事業を拡大して、現在では物流ロジスティクス企業としても大手と呼べる地位を築いています。
物流ロジスティクスの分野では、イオングループや大手ホームセンターなどの量販店、アパレル関係などのロジスティクスも担っています。
センコーの従業員数と事業所数
2019年現在、センコーグループホールディングスの従業員数は15,876名です。日本全国で541ヶ所の事業所を持ち、海外にも57ヶ所の事業所があります。
センコーの前身となった扇興運輸(株)の設立は1946年ですが、さらにその前身だった1916年創業の「富田商会」から数えると、なんと2016年に創業100周年を迎えた老舗企業なのです。
2017年には持株会社としてセンコーグループホールディングスに社名を改め、事業会社として新たに設けられたのが現在のセンコー株式会社です。
センコーの売上高と経常利益
センコーグループ企業は2018年3月現在で133社。
2018年3月期決算の売上高は連結で5296億900万円(前年同期比7.6%増)、経常利益は198億7600万円(14.8%増)となっており、16期連続増収、10期連続増益を達成しました。
近年はさらに新たな事業の開発にも力を入れていて、介護や音楽配信などの事業にも投資をしています。
センコー株式会社はこんな会社
運送業界では有名な大手企業のセンコーですが、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。それもそのはず、センコーはBtoB事業で大きなシェアを持っている企業なのです。
BtoBとは「Business to Business」。つまり、法人から法人への事業です。これに対して宅配などエンドユーザーへの配送はB to C、「Business to Customer」となります。
運送業はもちろんですが、倉庫業でも国内2位の倉庫面積を誇っていて、数々の大企業の物流業務を担う、今や日本の物流を支えている大手ロジスティクス企業なのです。
センコー株式会社の運転手の給料
2tトラック ドライバー
主に住宅資材や店舗納品、リネンなどの業務があります。拠点によって業務内容が違うので、希望の業務を扱っている拠点を調べておきましょう。
給料は月額25万円~35万円ほどで、業務内容や勤務時間などによって大きく変動します。
4t・7t・10tトラック ドライバー
住宅資材の配送や拠点間輸送、店舗配送、さらにはJRコンテナの輸送まで、幅広い業務の求人があります。
地域や業務内容、残業時間などによって月給20万円~35万円と大きく変動します。通勤手当は別途支給されます。
大型トラック ドライバー
一般貨物やコンテナ配送、店舗配送、ローリー、ダンプトレーラーまで、様々な業務があります。地場もあれば長距離もあり、夜間配送もあります。
給料は月給25万円~35万円ほどで、残業時間などに大きく左右されます。
センコー株式会社の年収
職種によって年収に違いがありますが、ドライバーの平均年収は420万円~560万円ほどです。センコーは残業代は必ず申請どおり支払われるため、頑張れば頑張った分の結果が返ってきます。
賞与は年2回プラス業績に応じた1回の、計3回。1年目から年収400万円を超えることも難しくありません。
センコー株式会社の福利厚生と採用
福利厚生は充実している
大手企業であるセンコーは、福利厚生も充実しています。社会保険や有給休暇はもちろんのこと、退職金制度や財形貯蓄制度など、長く働ける環境が整っています。
独身者には独身寮がありますし、独身でなくなっても家族手当があります。
資格支援制度があるので、2tドライバーとして入社後も、中型、大型、トレーラーとステップアップしていけるところも、魅力。充実した研修施設があるのも嬉しいですね。
そしてドライバーとして働く人に何よりも嬉しいのが、商品事故や車両事故の個人弁済がないところです。もちろんセールスドライバーではありませんから、販売ノルマなどもありません。
産前産後休暇や育児休暇もあるので、女性も働きやすい環境になっています。
中途採用も多い
センコーは中途採用も積極的に行っています。もちろん未経験者でもOK。さらに女性やシニアも歓迎していて、実際に活躍している女性やシニアドライバーも多数います。
前職にもこだわらないので、フリーターの方も安心して応募できますよ!
口コミでみるセンコー株式会社
給料について
給料はいい方だと思います。家賃補助もあるし、残業代は申請したとおり貰えるので。忙しい時は家に帰っても風呂に入って寝るだけになってしまうけど、お金を使う暇もないので貯まります。(30代男性)
給料は月30万円前後ですが、4月、6月、12月に賞与があるのは嬉しいですね。基本給が低く設定されているので、ボーナスの額は並ぐらいといった感じでしょうか。年収にして420万円ぐらいです。(30代男性)
残業代頼みのところがあるので、基本給は低いです。昇給といっても僅かなので、昇進しない限りベースアップは望めません。でも年3回、そこそこの金額のボーナスがあるのは助かりますね。(40代男性)
残業代がすべて支払われる分、基本給が低めに設定されているというのは、よくあるパターンですね。年に3回支給される賞与が魅力というコメントはよく見かけました。
全体的に見て、ドライバー職にしては貰えるほうだと感じてる人が多いようです。
残業・勤務時間について
荷主によって勤務時間は変わりますし、休日も荷主によって左右されます。工場が荷主なら正月やGW、お盆も休めますが、量販店などの店舗納品はまとまった休みになりません。休日は月6~8日ぐらいです。(40代男性)
拘束時間は12~15時間ぐらいです。1日の拘束時間が15時間以下になるようにといわれているので、無理な残業はありませんが、通勤が遠い人には辛いかもしれませんね。月の残業時間は70時間ほどです。(30代男性)
早出や残業は月60時間ぐらいありますが、なかったら給料が安くなるので減らされると困ります。(30代男性)
運送業界はそもそも拘束時間が長いものなので、残業代がきちんと支払われるなら長い拘束時間も苦にならないのではないでしょうか。
みなし残業が多い業界で申請どおりに支払われるのは魅力ですね。拘束時間が長くて辛いという不満の声はあまり見かけませんでした。
福利厚生について
ドライバーの訓練施設があり、夜間運転に潜む危険や時速80kmでの急ブレーキなどの危険予知、エコドライブ研修などが充実しています。実際の業務でも役立てることができるので、安全運転への取り組みはしっかりしていると思います。(30代男性)
ドライバー職や管理職などの専門職の研修にはかなり力を入れていると思います。(30代女性)
育児休暇が3年と、法定よりもかなり長く取れます。無給ではありますが、復帰できる職場があるというのは、女性としては助かります。女性の働きやすい職場です。(30代女性)
有休が使えるかどうかは、その勤務先の雰囲気や上司による感じです。でも法律でも会社でも認められている制度ですから、遠慮せずに申請すればいいと思っています。(30代男性)
独身寮は本当に有り難い制度です。結婚したら出なければならないのが厳しいですが、住宅手当があると聞いているので期待しています。(20代男性)
福利厚生については、女性が働きやすいという意見が目立ちました。また、訓練施設や研修施設の充実は評価が高いようです。独身寮は数千円の負担で入れるというのが魅力的ですね。
職場の雰囲気について
忙しくて活気がある印象です。ドライバーだけでなく、多くの人が働いている職場なので、必然的に対人スキルが上がった感じがします。(40代男性)
人間性をきちんと見て評価してくれているように感じます。(50代男性)
老舗の一部上場企業で、荷主も大企業がほとんどなので、安定感はあります。物流の枠を超えた事業にも進出し始めているので、これからも期待できると思っています。(30代男性)
ドライバーと現場の人たちとの連携は上手く取れていると思います。ただ、現場の人に言わせると、事務所は現場のことを知らずに難題を押し付けてくることがあるという話です。大きな会社なので難しいところですね。事務所と現場の連携が取れないのは、悪い社風なのかもしれません。(40代男性)
現場仕事なので、どうしても体育会系になってしまいます。苦手な人には厳しいかもしれませんね。(30代男性)
雰囲気については事務系の口コミが多く、ドライバーからは不満の声は見当たりませんでした。言い換えれば、それだけ働きやすい職場だといえるかもしれませんね。
まとめ
ドライバー職は残業が付かないという中小企業もありますが、申請したとおりに残業が支払われるのは魅力的ですね。
頑張った分だけ評価されるというのは、とてもやりがいのある会社だといえるかもしれません。転職先で迷っているなら、老舗の大手企業という安心感もあるセンコーで働いてみてはいかがですか?