プロパンガス配達員が大変と感じる点3つ!ガスボンベの転がし方にはコツがある?
プロパンガス配達の仕事は運送に関する仕事の中でもかなり特徴的なものです。繁忙期や閑散期があり、運ぶのもプロパンガスのボンベという大きくて重いものということがあるからです。
ここではそのプロパンガスのボンベの配送に関して紹介していきたいと思います。
Contents
プロパンガス配達の仕事
プロパンガス配達の仕事の流れ
プロパンガスの仕事は一年中同じ量があるというわけではありません。暖房器具などにガスを使用することが多くなる冬の間は繁忙期となって、早朝から夕方まで配送し続けるということもあります。
多ければ一日に100本近くも配送することがあります。そしてガスの使用量が減る暑い時期には閑散期となって早朝から昼過ぎくらいまでで仕事が終わるということが多くなります。
基本は出社後トラックにボンベを積んで個人宅や事業者のもとに配送していくことになります。
プロパンガス配達の給与・待遇
プロパンガスの仕事は重いボンベを運ぶことが多いこともあって高めに設定されています。しかし会社によって雇用形態が違っているため給料には差があります。
固定給の場合は一年を通してそれほど大きな差はありませんが、歩合給の場合は繁忙期などかなり高額の給料を得ることが可能となります。
契約客のもとに配送することが多いので新規ルートの開拓などを配送員が行わなければならないことはあまりありません。
プロパンガス配達の仕事が大変だと感じる点3つ
ガスボンベの重さは20kgから50kg
プロパンガスの配送が大変だと言われるのはこれが関係しています。プロパンガスは多くが
- 20kg(高さ80cm)
- 50kg(高さ140cm)
の2種類となっています。重い方が大変そうですが、こちらは高さがあるため転がすコツをつかんでしまえば回して移動させることができます。
逆に小さい方は高さがないために担いで移動することも多く、肩や腰に負担をかけることとなります。
稼げない夏と忙しい冬
繁忙期と呼ばれる寒い時期には早朝から配送をし続ける忙しさとなります。もちろん給料には反映されるのですが、体力的にはかなり厳しいものとなるでしょう。
逆に暑い時期は閑散期となるためあまり稼げない時期になります。季節によって給料が変動するのがつらいところでもあります。
歩合制の会社もある
会社によってはプロパンガスの配送は歩合給というところもあります。
体力に自信があってかなりの量を配送する人は高額な給料となりますが、やはり安定しないということが欠点となってきます。特に体調が悪いときや、閑散期の時期などは厳しくなるでしょう。
プロパンガス配達の仕事のメリット3つ
ガスボンベを転がすにはコツがある
プロパンガスのボンベを転がすときは基本斜めにして一定の角度をキープして転がすと楽に転がすことができます。トラックから降ろす際もパワーゲートを使えば力任せに担ぐ必要はありません。
また、うまく転がすことができない場合はボンベカートを使って運ぶことも可能です。
自分のペースで仕事ができる
プロパンガスの配送は給与体系、雇用形態が色々とあるのが特徴です。自分の働きたいペースに合わせてそれらを選ぶことができるので、自分のペースで仕事をすることができるのです。
また、どれだけの数をどういったルートで回るかは自分で決めるということも多くあります。そのため仕事の調整がしやすいのです。
がんばれば稼げる
繁忙期にとにかく数をこなして歩合給だった場合、かなりの月給を稼ぎ出すことが可能となります。
もちろん体力的にはつらい部分はありますが、稼ぎたいという人にはおすすめできる仕事となっています。
プロパンガスの配達員になるには
プロパンガス配達に必要な資格
まず配送する際に必要となる運転免許です。
プロパンガスの配送にはあまり大型トラックが使われるということはなく、2~4t程度の中型車が使われることが多くなっています。そのため中型免許や準中型免許は欲しいところです。
あとは
- プロパンガスを販売する・・・「第二種販売主任者」
- プロパンガス設備工事を行う・・・「液化石油ガス整備士」
- プロパンガス設備保安点検を行う・・・「保安業務員」
- 合計質量が3000kg以上の配送をする・・・「高圧ガス移動監視者(液化石油ガス)」
が必要となります。
プロパンガス配達員に向いている人
歩合給の場合は自分がやっただけ給料に反映されるので、決められた量をどれだけ真面目にこなせるかがポイントとなります。また、体力仕事になるため体力も最低限は欲しいところです。
まとめ
プロパンガスの配送は大変というイメージがありますが、実際にはコツをつかめばそれほど大変なことはありません。むしろやりようによってはかなりの給料を稼ぐことも可能な仕事になっています。