トラックのカーテンの種類と選び方について!
以前はあまり選択肢がなかったトラックカーテンも、今では種類も豊富になって用途に応じて欲しいものが選べるようになりました。
今回はトラックのカーテンの種類や機能そしてカーテンの選び方などについてをご紹介いたします。
Contents
ないと困るトラックのカーテン
特に長距離トラックドライバーにとってはカーテンはなくてはならないものの一つです。ここではトラックのカーテンの必要性についてご紹介いたします。
仮眠
長距離トラックドライバーの多くが休憩できるスペースで仮眠を取ります。しかもトラックドライバーが仮眠をとる時間帯は仕事の内容によって違います。
例えば夜走るために明るい時間帯は眠って過ごすなんてことはザラに行われています。
これは一般的に人の起きている時間帯は道路が渋滞しやすくなっているので、荷物をスムーズに輸送するために夜中の運転を心がけているドライバーが意外と多いからです。
カーテンがあると人の目を気にせず日の光も気にせず眠れます。
プライバシー保護
光を遮るというのがトラックカーテンの役割の一つですが、それと同じくらい重要なのがプライバシーの保護のためにカーテンを取り付けるという点です。
例えば仮眠を取る時にカーテンがあれば、人の目を気にせず着替えることが可能になります。
いくらトラックとは言っても普通車からは見えなくても同じトラック同士なら普通に見れてしまいますからね。
他にも食事中の姿を人に見られたくない時にもカーテンがあればプライバシーの保護ができるというわけなのです。
トラックのカーテンの種類について
ここではトラックのカーテンにはどんな種類があるのかをわかりやすく説明いたします。
サイドカーテン
サイドカーテンはトラックの運転席のドアの窓と助手席側のドアの窓に取り付けるカーテンです。
プライバシー保護のために取り付けるドライバーもいれば、窓から入ってくる光を避けるために取り付けるというドライバーもいらっしゃいます。
運転席側と助手席側に取り付けることによって、締めた時に外側からの視界を遮ることができます。
アコーディオンタイプや普通のカーテンタイプのものなどがあり、強い日差しを遮るための遮光性機能を持ったカーテンなども出ています。
センターカーテン
センターカーテンというのは大型トラック・長距離トラックのような運転台と寝室となるスペースがわかれているトラックのに取り付けるカーテンです。
このカーテンをしておくと運転席側から寝台を人に見られる心配がありません。
センターカーテンを選ぶ時にはできれば日光の光を遮る機能が付いている生地を選ぶことをおすすめします。また、寝る時に使うものなので防音性・冷気や暖気を遮断できるタイプを選ぶと良いでしょう。
リアカーテン
リアカーテンは仮眠用のスペースについている窓に取り付けるためのカーテンです。小さな窓なのですが光が入ってくるので夏場は寝台が暑くなってしまいます。特にクーラーが効かない状態で眠るのは大変ですよね。
なのでリアカーテンとして取り付けるカーテンの生地は厚手でしかも遮光性能が高いものを選ぶと良いでしょう。
ちなみに機能重視も当然ですがデコレーション要素の高いデザインのリアカーテンを選ぶドライバーも多いようです。
仮眠カーテン
仮眠カーテンは付けているドライバーもいれば付けていないドライバーもいます。というのもこの仮眠カーテンというのは仮眠用スペースの後ろについている小窓だからです。
ほとんどのトラックの場合は荷台の影になるのでカーテンはつけなくても良いのです。
ただし何もない状態なのはちょっと……。と思っているドライバーも多いようなので、その部分にはカーテン以外の何かを取り付けたりいているドライバーもいらっしゃいます。
もしカーテンを付けるなら好みのものを付けると良いでしょう。
トラックのカーテンの選び方とは?
最も重要なのが失敗した!と思わないようなカーテンの選び方です。ここではトラックのカーテンの選び方や基準の決め方についてご紹介いたします。
生地で選ぶ
トラックカーテンの生地は基本はレースもしくは豪華な刺繍が施されているものというイメージがありますが、ベロア調とか光沢があるタイプなど最近ではおしゃれに気を使ったタイプの生地もたくさん販売されているようです。
というのも最近は男性だけではなく女性のドライバーも増えているので、性別を意識したデザインの生地も増えています。
見た目も大事ですが遮光機能や防音機能などを備えた機能性の高い生地を選ぶこともおすすめです。
デザインで選ぶ
トラックカーテンを選ぶ時にはデザインにも注目した方が良いでしょう。
見た目については生地でお話したレース、刺繍、機能などに注目して選びますが、運転しているトラックのメーカーによって窓の大きさが違ったりします。
なのでより自分のトラックに合ったデザイン、サイズ(特に長さ)にも注目して選びましょう。おすすめなのがアコーディオンカーテンです。
スッキリと収納ができて見た目もスマートなので、男性ドライバーにも女性ドライバーにもおすすめです。
価格で選ぶ
トラックカーテンの価格はデザインやサイズと同様にぴんきり!機能性が高いものやデザインが豪華なものは当然価格が高くなります。
高いから良いというわけではありませんが、特に機能性を重視するのならやはり価格が高い方がおすすめです。
カーテンの価格はお部屋で使うカーテン同様に、薄く、光を通す、ギリギリのサイズが最も安く、厚みがあって光を遮断して冷気や暖気を逃がさない、豪華なデザインでたっぷりドレープのものが価格が高くなる傾向にあるので頭に入れておくと良いでしょう。
トラックのカーテンは遮光率の高いものを!
トラックに使うカーテンだからそんなに高くなくてもそこそこでいい!と思う方はあまりいないと思いますが、トラックのカーテンを購入する時に一番注意していただきたいのが遮光性です。
カーテンの遮光性がどのくらいなのかは遮光率で変わります。
規格で決まっている1級の遮光率は99.99%の光を遮断してくれます。つまりカーテンを閉めたら真っ暗になります。2級になると99.80%で暗いけど1級には及びません。
3級が最も低い遮光率で、人の顔が識別できます。だから1級の方がおすすめなのです。
まとめ
今回は、仮眠が必要なトラックドライバーに無くてはならないトラックカーテンの役割、トラックカーテンの種類とサイズや材質そして機能について、トラックカーテンの選び方、遮光率の高さについてご紹介いたしました。
この記事がトラックカーテンの選び方で悩む方のお役に立てれば幸いです。