フォークリフト免許に更新/期限/失効はある?紛失時などに再発行する方法も解説
フォークリフトの免許は一度取得してしまえば更新はありません。そもそもフォークリフトの運転資格には免許というものはなく、研修を受講した際に証明書が出されるもので、更新や失効というものがないのです。
ここではフォークリフトの免許、資格について紹介していきたいと思います。
Contents
フォークリフト免許に更新は必要?
フォークリフトの免許について
フォークリフトには「免許」というものがなく、「運転技能講習修了証」というものになります。これは運転技能講習の修了を証明する証明書のことで、登録教習機関によって技能講習を修了した人に対して交付されるものです。
この運転技能講習修了証は、フォークリフトにおける運転免許証のようなもので運転技能を持っていることの証明となり運送業、建築業、土木工事、倉庫、工場などとにかく幅広い活躍を行うことができます。
フォークリフト免許に更新はある?
フォークリフトの運転資格である運転技能講習修了証には自動車免許のように更新というものはありません。
一度取得すれば更新することはないのでずっと使い続けることができます。顔写真も最初に登録したものをそのままずっと使い続けるということになります。
フォークリフト免許が失効することは?
自動車免許は違反、事故などを起こすことによって停止や失効になることがあります。
そうなると一定期間免許を使用することができなくなったり、取り消しになると改めて取得をしなければいけないことになります。
しかしフォークリフトの運転資格には「失効」というものがありません。そのため自動車免許が取り消しになった場合でもフォークリフトの運転資格には影響はないのです。
フォークリフト免許を紛失したとき
フォークリフト免許の再発行
フォークリフトの運転資格である修了証を紛失してしまった場合は自分がその修了証を取得した場所で再発行をしてもらうことが可能です。
どこで登録したのかがわからない場合は「中央労働災害防止協会」が保有する技能講習等修了者情報を照会してもらえばわかることがあります。
窓口で申請する場合
窓口に直接行って申請する場合は、
- 再交付申込書
- 本人確認書類
(本籍記載の住民票の原本、本籍記載の自動車運転免許証の写しなど) - 手数料
(発行手数料2,000円程度) - 印鑑
が必要となってきます。
郵送で手続きする場合
郵送で再発行を依頼する場合には、
- 再交付申込書
- 本人確認書類
(本籍記載の住民票の原本、本籍記載の自動車運転免許証の写しなど) - 手数料
(発行手数料2,000円程度 返送用封筒404円の切手を貼付けしたもの)
郵送の場合は直接申し込みをする際よりも日数がかかるために注意が必要です。
「再交付申込書」については登録機関から直接もらう場合とインターネットからダウンロードする方法があります。
フォークリフトを公道で運転するには
フォークリフトを公道で運転する場合
フォークリフトが倉庫などの敷地だけでなく公道を走行する場合にはナンバープレートが必要になります。そして運転する人はそのフォークリフトの大きさに応じての運転免許も必要になってきます。
もしフォークリフトの運転資格を持っていても自動車免許がなかった場合は無免許運転になってしまうので注意が必要です。
必要な運転免許
フォークリフトの大きさによって必要な免許が違ってくる自動車免許は「小型特殊自動車」「大型特殊自動車」が必要になります。
小型特殊自動車に関しては自動車の免許証を取得すれば自動的に取得できることになりますので問題はないでしょう。
大型特殊免許は、ブルドーザー、クレーン車、除雪車、大型のフォークリフトなどを運転するのに必要になる免許証です。
取得しておくと色々と便利なものですので大型車両を運転する機会がある場合は取得しておくと良いでしょう。
これらの特殊免許はフォークリフトの運転資格とは関係のないものですので、更新や失効があることを覚えておきましょう。
まとめ
フォークリフトの運転資格である修了証には更新や失効がないのですが、公道を走る際に必要になる自動車免許には更新や失効があることに注意が必要です。
また、修了証を紛失してしまった場合は再発行してもらうことができるので申し込みを行いましょう。