パレット積みとは?パレット積みの具体的な作業内容やコツを解説!

   

手積み手降ろしの仕事が辛い方にとって、パレット積みの仕事はおすすめです!

求人広告でもよく見かける「パレット積み」というお仕事、どんな仕事内容かご存知でしょうか?パレット積みはどんな仕事なのかを知り、きついと言われる理由についても見ていきましょう。

パレット積みとは?

物流(特に倉庫・工場やトラック輸送)でよく使われる「パレット」の積み下ろしのことです。パレットというのは、大体

  • 広さは一辺1.5mくらい
  • 厚さ10cmくらい

で、フォークリフト等で移動させることができるように爪を差し込むための隙間が付いた板状の道具です。

工場内や倉庫内でいくつも箱がある場合、箱を一個一個移動させるのは面倒ですが、ある程度まとめて移動させることが想定されるものを一つのパレットに載せておけば簡単移動させる使い方になります。

パレット積みの主な仕事内容

パレットの上に荷物を載せる

荷物を載せる運ぶ役割として使われるパレットは、倉庫内での作業やトラックへの荷物の詰め込みには欠かせないもので重たい荷物はパレットを使用して運搬します。

因みにパレットの扱いは特別な免許がいらないので誰でも行うことができます。パレットには様々な積み方がありまして、

  • ブロック積み
    (レンガやコンクリートブロックで塀を作るように全て同一方向に並べて、各段の配列を同じにする積み方です)
  • 交互列積み
    (段ごとに荷物を同じ方向に積み上げ、奇数段と偶数段で荷物を90度回転させて積み上げていきます)
  • レンガ積み
    (パレット上の荷物の配列はどの段も同じですが、段を重ねるごとに180度向きを変える積み方をします)
  • スプリット積み
    (形状が異なる段ボールをレンガ積みにした場合に相互間に隙間ができる積み方です)
  • ピンホイール積み
    (荷物の縦横を風車型に組み合わせて中心部分に空間を作る積み方です)

荷受け先に荷物を置き替える

パレットに荷物を載せたら荷受け先に荷物を運ぶ必要があります。パレットごとリフトで下す場合と荷受け先のパレットに荷物を載せ変える場合があります。

手作業の場合もある

手作業は荷物を載せる場合と客先で荷物を降ろす作業があります。

パレットに荷物を載せる時はパレットから基本的にははみ出さないように注意してください。(どうしても荷物がパレット内に収まりきらない時もあります)

荷物は破損や荷物内に水がしみこまないよう濡らさないことも意識しましょう。

パレット積みはきつい?楽?

レンタルパレットを返す必要がある

パレット自体をレンタルしている場合は、ある程度パレットが溜まったらレンタルした会社へ返却する必要があります。パレットの種類・枚数は自社にて管理してレンタル会社へ返却しましょう。

体力が必要

自社で運搬するパレットに積み込みし、荷受け先のパレットに載せ変えることがあり、その際に重たい荷物を手作業で移し替える作業が特に体力が求められます。

中腰の作業なので腰だけで荷物を上げようとせず、膝の曲げ伸ばしの力を利用すれば腰への負担が減らせます。

運転テクニックは重要ではない

パレット積みにはコツがありまして、運転テクニックはそれほど重要ではありません。最低限の運転技術があれば問題はないので下記の気を付けるべきこと見てください。

外輪差を意識する

フォークリフトは後輪操舵と呼ばれる車でして、方向を変える時後輪が動く車のことで、曲がる時外輪差が生じてしまいます。

つまり後方の内輪差の影響で車体の後方部分が当たりやすいので注意しましょう。前輪が曲がり角を超えたらすぐにハンドルをきると上手く曲がれますが、

どうしても不安でしたらゆっくりと早めにハンドルをきるとどのくらいでハンドルをきれば綺麗に曲がれるのか分かるようになっていきますのでまずは試してみることです。

バックする時も同じです。前進と後退時の方法は違いますのでタイヤの動きをよく確認しつつ後退してください。※普通自動車を運転していれば早く慣れることができます。

ハンドル最小限にきる

フォークリフトは前後のタイヤの大きさが違っていて、重量のある荷物を安定して運べる構造になっています。

フォークリフトは小回りがかなりきく車体なので、ハンドルをきり過ぎると車体が揺れてしまうので、特に重量のある荷物を運んでいると横転なんてこともありますのでハンドル操作に慣れるまでは最小限のハンドルを意識してください。

まとめ

パレットの積み込むは大変ですが、コツさえ掴んでしまえば効率よく作業をこなすことができますので上記のコツを意識しつつ作業に慣れていきましょう。今回は以上です。

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