2トントラックならAT限定免許でも運転できる?オートマ2tトラック車の特徴について!

   

最近では慢性的なドライバー不足の状況もあり、運送業界の求人が多く出ていますからドライバー志望の方が働き口に困ることはないでしょう。

しかし、いざ応募しようとなったときに気になるのは、自分の所持している免許のこと。もし取得したのがat限定免許だったら、トラックを運転できるのかどうか不安になってしまいますよね。

そこで今回は、2トントラックのドライバーへの就職・転職を検討している方のために、at車の運転に必要な免許やat車の特徴について紹介していきます。

2トントラックのat車とは

根本的なところですが、業務用車両といえばmt車というイメージですよね。At車の2tトラックというのはそもそも存在するのでしょうか。

結論を言えば、at車のトラックは近年増えてきています。もちろんat車であるからにはクラッチペダルがついていないため、ブレーキとアクセルを迷わずに選ぶことができます。

シフトレバーを操作する必要もないので、発進や操作がスムーズになるのも特徴です。

セミat車

ところで、atにも2つの種類があります。その一つがセミat車です。

シフト操作がまったく不要というわけではないのですが、クラッチペダルがなく2ペダルで運転することには違いないため、mt車と比較すれば簡単に操作できると言ってよいでしょう。

ドライバーの運転技術によって燃費が左右されないのも特徴です。

フルat車

もう一つのタイプがフルat車です。こちらのメリットは何と言ってもエンジンストップの心配がないこと。

ドライバーの技術が未熟でも路上で立ち尽くすといった事態にはならないので安心感があります。

ただし裏を返せば、クラッチやシフト操作による細かな調整が一切できないということでもあります。それまでmt車を運転してきた人が乗り換える場合などは不便に感じることもあるかもしれません。

取得時期によってはat限定免許でも運転できる!

トラックにもat車が存在することはわかりました。しかし問題は、それらの車両をat限定免許で運転してもよいのかどうかです。

at限定免許で運転できる車の範囲は、at限定の普通免許を取得した時期によって変わります。

2トントラックの場合はどうなのかというと、平成29年3月11日以前に取得したかそれ以後に取得したかが境目。

このときの改正によって準中型免許という区分が新設され、それに伴って普通免許で運転できる車両のサイズ上限が引き下げられたのです。

平成29年3月12日以降に取得した普通免許では、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満までが運転可能。

2トントラックではmt車であろうとat車であろうとこの範囲を超過してしまいますから、普通免許では運転できず、準中型以上の免許が必要になります。

一方、平成19年6月2日~平成29年3月11日に取得した普通免許ならば車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満の車を運転可能。

またそれよりもさらに前、平成19年6月1日以前に取得した普通免許であれば車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満までが運転可能となります。これらのat限定免許なら問題なく2トントラックを運転できるでしょう。

2トントラックのat車の特長は?

2トントラックのat車をmt車と比べた場合、どのような特徴があるのでしょうか。

街乗りが楽

2tトラックの用途は主に地場の配送です。ということは、高速道路や幹線道路を走るよりも街乗りの機会のほうが多くなりがちであると言えます。

街中を走る場合は信号機もありますし、道路が狭くなっている箇所や交通量が多い箇所もあるでしょう。必然的にドライバーは加速や減速、停止といった運転操作を繰り返すことになります。

その際、at車であればクラッチの操作がなくシフト操作も簡略化されるため、mt車と比べてドライバーの負担が少なく済むでしょう。

操作が簡単

上記のとおり、at車ではクラッチ操作がありません。また、セミatかフルatかによって程度の差はあれど、シフト操作が不要になることもあります。

したがって、総じてmt車よりも運転操作がシンプルであると言えます。操作がシンプルであるということはミスのしにくさにも繋がるため、事故率も低くなる可能性があります。

初心者でも性能が変わらない

クラッチ操作やシフトレバー操作の滑らかさが燃費に大きく影響してくるmt車と比べて、そのような操作をドライバーが行わないat車はパフォーマンスが常に一定です。

キャリアの浅いドライバーが運転しても燃費性能が悪くならない点は、at車を使うメリットの一つに数えられるでしょう。

at車にはこんなデメリットも…

at車を使ううえでのデメリットも把握しておきましょう。

坂道での不意なシフトチェンジ

平地ではブレーキから足を放すだけで前に進んでいくat車ですが、坂道ではそうもいきません。勾配のきつい登り坂で停車してから再発進しなければならないときは、黙っていると車が後退していってしまいます。

また坂道発進でなくとも、登り坂を走行中にDレンジのままだと、速度がなかなか上がらないばかりか減速していってしまうことも。

これは、変速機が車のスピードや回転数に合わせて自動でギアチェンジしていくというat車特有の仕様が原因。状況によっては2レンジやLレンジを適宜使っていくことが求められるのです。

微調整がしにくい

クラッチやシフト操作がないということは、そのぶんドライバーの技術でスピードや乗り心地を調整できる範囲が狭いという意味でもあります。

初心者ドライバーにとってはありがたくても、技術のあるベテランドライバーはmt車のほうが好みということも充分考えられます。

プロドライバーとして長く働くなら別免許の取得を!

運転免許証

2トントラックにおいてもat車の比率は徐々に増えつつあるため、at限定免許しか持っていなくても仕事を行うこと自体は可能です。

ただ、at限定の普通免許では乗れる車種の幅が狭いことも事実。いつまでもそれしか所持していないようではキャリアアップが望めません。

ドライバーとして長く働くつもりがあるなら、中型以上の免許を取得することをおすすめします。

まとめ

今回は2トントラックにat車が存在するのかどうかやat車トラックの性能、at限定免許でもトラックを運転することが可能なのかどうかなどを説明させていただきました。

At限定免許しか取得していなくてもドライバーの求人に応募することはできますが、就職や転職をした後のことを考えると、中型以上の免許を取得しておいて損はないでしょう。

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