トレーラーの給料まとめ(年収・月収)
トレーラーは統計で年収最大700万円を超えるトラックドライバーの中でもトップクラスに収入の高い職種です。
しかし、待遇や収入は企業によって大きく差があり、自分一人で就職・転職活動を行うと高待遇・高収入の求人を見逃す可能性が高くなります。
この記事ではトレーラーの年収・月収、労働時間について解説した上で、高待遇・高収入の会社に入るコツについても記載していますので、参考にしてください。
Contents
年収・月収・ボーナス|運転には大型と牽引の免許が必要だが資格手当も見込める!
参考:はたらいく
トレーラーはドライバーの中でもトップクラスに年収が高く、稼げる職種です。
トラックドライバーの平均年収と比較して約110万円〜250万円ほど年収が高くなっています。
これはトレーラーの運転には大型免許と牽引免許が必要になってくるためで、資格手当が支給されることが多いことも要因となっています。
さらにトレーラーで長距離輸送を担当することで歩合制+資格手当支給の会社では最高の年収700万円も見えてきます。
免許のハードルはありますが、高収入を狙いたい方には是非おすすめの職種です。
労働時間|長時間労働が気になる方は短〜中距離の求人がおすすめ
参考:公益社団法人全日本トラック協会「トラック運送事業に関する賃金・労働時間データ集」
上記はトラック規模別の月の労働時間の統計データです。
トラクターは「大型」の中に分類されています。
青色のドライバー全体の平均と比較して月に5〜10時間ほど労働時間が長くなっています。
これは大型トラックには長距離輸送が多く含まれるため、運行あたりの拘束時間が長いことが影響していると考えられます。
そのためトレーラーで労働時間が心配な場合には短距離〜中距離の輸送の求人を探すことをおすすめします。
有効求人倍率|一度に多くの荷物を運べるトレーラー運転手は引く手あまた!
引用元:厚生労働省・国土交通省
上記はトラック運転手の有効求人倍率の推移です。
2009年(平成21年)から2014年(平成26年)にかけて有効求人倍率は5倍近くになっており、1.55となっています。
これは求職者1人に対して1〜2社の企業が「ウチで働いてほしい!」と声をかけている状態になっています。
人材の売り手市場の現在は求職者に有利な状況で、企業側は「高い給料をはらっても人を採用したい」と思っていることになります。
トラック運転手の不足対策に宅配便各社が知恵を絞っている。ヤマト運輸は8日、主力の大型トラックより8割多い荷物を運べる連結型のトレーラーを公開。佐川急便も8日、旅客鉄道を活用する輸送を試行した。インターネット通販の普及で宅配便の荷物は増加が続いており、サービスの維持に向けて対応を急ぐ。
引用元:東日本物流事業協同組合
さらに上記の記事では運送の大手であるヤマト運輸がトレーラーの導入を行っていることが分かります。
運転手不足だからこそ、1台でより多くの荷物を輸送できるトレーラーは必要性が高まっています。
そのためトレーラーを運転できるドライバーも労働市場での価値が上がっているということができます。
就職・転職の方法|高待遇・高収入を狙うならエージェントの活用は必須
これまでトレーラーの運転手の年収・月収や労働時間、有効求人倍率についてお話してきました。
しかし、いくら求職者に有利な状況であるとはいえ、待遇や収入には企業によって大きな差があるのは事実です。
自分自身の調べられる範囲で就職・転職活動を行うとよりよい求人の存在を見逃すリスクが大きくなります。
高待遇・高収入の会社を狙うなら、エージェントの活用をおすすめします。
エージェントは利用無料で求人選びから、書類の添削、面接のアドバイスまで入社までを幅広くサポートしてくれます。
これからトレーラーでの就職・転職を考えられている方はぜひエージェントを活用してみてください。