フォークリフトの免許を紛失/汚してしまった場合はどうすればいい?再発行の手続き解説
フォークリフトの免許を紛失した場合はもう一度講習を受けるような必要はありません。研修を行って修了証を取得した機関に申請すれば再発行してもらうことが可能です。
ここではフォークリフトの技能講習修了証明書の再発行手続きについて紹介していきたいと思います。
Contents
フォークリフトの免許を紛失したら?
フォークリフトの運転資格である修了証を紛失してしまったり、破損してしまった場合は自分がその修了証を取得した場所で再発行をしてもらうことが可能となります。
自分がどこで登録したのかがわからない場合は「中央労働災害防止協会」が保有する技能講習等修了者情報を照会してもらえばわかります。
そのため改めて研修を受ける必要はなく、再発行の手続きに必要な書類と手数料だけあれば再発行してもらえるということになります。
フォークリフト免許の再発行手続き
再発行手続きの申請先は?
フォークリフト技能講習を受講した機関が再発行手続き申請先となります。どこが研修を受けた場所かわからないという場合は技能講習等修了者情報を照会してもらいましょう。
再発行手続きに必要な書類
まず基本となるのは「再交付申込書」です。これはホームページからダウンロードすることもできますし、研修機関で直接もらうこともできます。
それに「本人確認書類」が必要となります。免許証や保険証など本人と確認できるもの、住民票などを用意するようにしましょう。
また、修了証に掲載される写真が必要となります。これは横24mmの縦30mmのサイズのものとなります。
再発行の手続き場所
フォークリフト技能講習を受けた場所に直接行くか、関係書類を郵送で送るかのどちらかの手段を選ぶことになります。
郵送の場合の方が切手代がかかることと、日数が余計にかかることになりますので急ぐ場合は直接向かう方が良いでしょう。
フォークリフト免許を窓口で再発行する場合
窓口へ書類を持参
窓口に直接行って申請する場合は、
- 再交付申込書
- 本人確認書類
(本籍記載の住民票の原本、本籍記載の自動車運転免許証の写しなど) - 印鑑
が必要となってきます。機関によって窓口の開いている時間が違うために事前に確認しておきましょう。また、資格者本人ではなく違う人が手続きを行う場合は委任状を用意する必要があります。
免許再発行にかかる費用と日数
・手数料(発行手数料2,000円程度)が必要になってきます。安いところでは1500円程度ですが高いところだと3000円ほどかかりますのでこちらも事前に確認しておきましょう。
基本的には即日発行してもらえますが、書類に不備があったりした場合は後日の発行になることがありますので注意が必要です。
フォークリフト免許を郵送で再発行する場合
必要書類を郵送する
郵送で再発行を依頼する場合には、
- 再交付申込書
- 本人確認書類
(本籍記載の住民票の原本、本籍記載の自動車運転免許証の写しなど) - 返送用封筒 404円の切手を貼付けしたもの
が必要になります。これらを郵送して手続きをしてもらうことになります。
郵送で再発行する場合の費用と日数
- 手数料
(発行手数料2,000円程度 返送用封筒404円の切手を貼付けしたもの) - 郵送料
郵送の場合は直接申し込みをする際よりも日数がかかるために注意が必要です。また、これらの金額については現金書留で送らなければいけないのか、銀行振り込みなのかも確認しておきましょう。
フォークリフト免許に関するQ&A
結婚などで名前が変わった場合は?
結婚や離婚などによって名前が変わった際には修了証を再発行してもらう必要があります。この場合も紛失の時と同様に研修を受けた機関で再発行をしてもらいます。
登録している名前を変更する必要がありますので戸籍謄本などが必要になる場合があります。
フォークリフトの免許は携帯すべき?
フォークリフトを運転する際に修了証を携帯していてないと「免許不携帯」と同じ扱いとなりますので必ず携帯しておかなければいけません。
これは「労働安全衛生法第61条」に記載されています。監査の際などに提示を求められることもありますので財布などに入れて持っておくのが良いでしょう。
他の免許とまとめて携帯したい
クレーンの免許など他の免許も持っていて多く携帯するのが面倒だという場合はそれらの免許を一枚にまとめてくれるサービスもあります。
これは発行事務局の技能講習修了者データベースに登録されているデータの範囲内で、発行事務局が複数の修了証を一つにまとめた「修了証明書」の新規発行を行ってくれるというものです。
まとめ
フォークリフトの修了証を紛失してしまったり破損してしまった場合は再発行してもらうことができます。必要書類を揃えて研修を受けた機関に申し込むようにしましょう。