タンクローリー運転手の免許/資格は何が必要?危険物運搬に必要な書類とは

      2020/12/17

タンクローリー車は主に、気体・液体・固体(例:石油やガス)などを運搬手段として使われます。危険物を扱ったり運んだりする場合は、国の消防法できめられた資格を取得し、その法律に従い扱わないと法律違反になります。

タンクローリー車で石油やガスを運搬中に、なんらかのトラブルが起こった場合、火災などの大きな事故に発展する恐れがあるため、危険物に指定されています。

そのため、タンクローリー車の運転手には危険物取扱者の資格を取得、または、有資格者を同乗させる必要があります。この記事では、タンクローリーの基礎知識や危険物取扱者の免許・資格について詳しく解説していきます。

タンクローリー車の種類について

タンクローリーといってもそれぞれ運ぶものによって種類が違っています。

たとえば、「危険物タンクローリー」は下記のような燃料や劇薬といった危険物を運搬します。その運ぶものに合わせてタンクの素材が違っているのが特徴的です。

◆石油

石油には灯油や軽油などさまざまな種類があり、引火点によって分類されています。引火点が20度〜30度と常温に近いものが多く、貯蓄方法や配送方法に気をつけないと大事故につながる可能性があります。その中でも、第一石油類に分類されるガソリンは、引火点が−40度以下であるため、石油の中でももっとも引火性が高く、注意して配送する必要があります。

◆液化ガス

液化ガスとは、液体窒素や液体酸素、液化アルゴンなど、沸点が−180度を下回る超低温の液体を指します。沸点が低いことから常温だと爆発してしまうため、運送時はタンクローリーによって熱が入らないようにする必要があります。そのため、液化ガスを運ぶ車両のタンクは断熱処理がされています。また、沸点や引火点が低い、二硫化炭素やジエチルエーテルなどの引火性液体も同じ種類のタンクローリーで運ばれます。

タンクローリーは上記のような危険物を運搬します。その運ぶものに合わせてタンクの素材が違っているのが特徴的です。

また、液体硫黄のように常温、外気温で固まってしまうようなものに関してはタンクが二重の保温構造になっているものや加熱装置が装備されているものもあります。

非危険物タンクローリー」が運ぶのはおもに牛乳や水などの飲料です。大量に飲料水を運ぶことができる給水車などは災害時や断水時などに大活躍します。タンクは衛生面に配慮されたステンレス製などが多く使われています。

高圧ガスタンクローリーはその名の通り高圧ガスを運びます。とにかく内圧が上がり過ぎると危険なために急激に圧力が上がらないような作りになっています。異常があった際は安全弁が圧力を低下させます。

粉粒体運搬車ローリー

バルク車とも呼ばれる粉粒体運搬車ローリーは、バラセメントから食品まで幅広い種類の荷物を運びます。小麦粉のような粉状のものを運ぶためのタンクローリーで、タンクの上にある蓋から粉粒体流し込んでから運び、目的地に着いたらタンク内に空気を入れ、粉粒体をホースを通って外に押し出します。

危険物ローリー

危険物ローリーは石油やアルコールなど消防法上の危険物を運ぶためのタンクローリーです。扱いを間違えると火災に発展する恐れもあるため、危険物ローリーは貯蔵基準が細かく決められています。例えば、危険物を貯蔵した状態でタンクの積替えを行わない、取り扱う危険物の品名や最大数量を表示する、などです。

高圧ガスタンクローリー

液化石油ガスや液化天然ガスなどの高圧ガスを配送する場合、高圧タンクローリーで安全に輸送しなければいけません。高圧ガスを配送する際は、車両に防波板を設けることや、温度を常に40度以下に保つこと、見える場所に警戒標を掲げるなど、さまざまなルールを守る必要があります。また、高圧ガス移動監視者の乗務が必要です。

引用元:日本産業・医療ガス協会

タンクローリー車の運転手は何を運搬しているの?

牛乳や飲料水などの飲食物を運搬することもありますが、やはりタンクローリーがもっとも多く運搬するのは

  • ガソリン
  • 石油
  • 灯油
  • 軽油

などの危険物です。危険物の中にも石油系のものから化学化合物系ものまで幅広くあり、それぞれに対応した資格を持っていなければ製油所などの積載所でも積載することができません。

タンクローリー車の運転に必要な資格や免許について

簡単に言っていくとタンクローリーを運転する際に必要なのは

  • 「大型自動車免許」
  • 「けん引免許」
  • 「危険物取扱者」

の3つになります。ここではその資格について紹介していきたいと思います。

大型免許とは

大型免許は、8tトラック以上のトラックを運転するための免許です。大型免許があれば大型トラックや大型バス、大型ダンプなど、幅広い車種を運転することができます。具体的には、車両総重量が11トン以上、最大積載量が6.5トン以上、そして乗車定員が30人以上の車を運転できるようになります。

ドライバー職の中でも給料が高く、需要がある免許であるため、ドライバーとしてキャリアを積む上で取っておくべき免許だといえます。また、大型トラックの仕事は手積み手卸しなどの力仕事がないため、体力がなくてもできる仕事です。実際に50代になっても現役で大型ドライバーをしている人は多くいますよ。

大型免許に必要な条件

大型免許を取得するためには、21歳以上でマニュアルの普通免許を取得してから3年以上経過している必要があります。そして、視力も両目で0.8以上、片眼で0.5以上と、普通免許よりも高い基準が求められます。プラスで深視力というものもチェックされ、大型免許を取得するためには、深視力が「2.5mの距離で平均誤差2.0cm以内」である必要があります。そして、聴力は10m離れている場所の90dbの警音が聞こえることが合格基準となります。

大型免許を取得する方法と金額

大型免許を取得する方法は、他の免許と同じく2つあります。一つは教習所に通って技能卒業検定に合格すること、もう一つは技能試験を一発合格することです。一般的な方法は前者の教習所に通うやり方です。

教習所に通って大型免許を取得する場合、教習料金は所持している免許や教習を受ける時間帯によって異なります。例えば、普通免許を持っている場合の相場額は30万円〜35万円ですが、すでに中型免許を持っている場合は、18万円〜20万円で教習を受けることができます。これは、持っている免許によって技能教習時限の数が異なるためです。

また、フリータイムでいつでも教習を受けられるコースと、昼間しか教習を受けられないコースだと、後者の方が金額が安くなる場合があります。教習所によっては、少し高い金額を払う代わりに、検定に落ちた場合でも無料で追加試験を受けられるというコースもあるようです。教習所に通う期間は、普通免許を持っている人で20日前後、中型免許を持っている人であれば2週間ほどで取得することができます。合宿であれば10日以内で大型免許を取得することも可能ですよ。

一発試験で大型免許を取得する方法もあります。この場合、相場金額は5万円以内と安く、取得までの期間も短くなります。ただし、一発試験は合格率が低く、2回以上試験を受ける可能性が高いことがデメリットです。何回も試験に落ルト教習所に通う以上の費用がかかる可能性もあるため注意です。

けん引免許とは

けん引免許とは、トレーラーを運転するために必要な運転免許です。車両総重量が750kgを超える車を牽引する場合に、けん引免許が必要になります。トレーラータイプのタンクローリーもあるため、けん引免許を持っていればタンクローリーの仕事の幅が広がるでしょう。

けん引免許は大型免許と同じく体力を使う仕事がほとんどないため、年齢を重ねても続けることができる仕事に就くことができます。また、トレーラーの仕事の相場給与はドライバー職の中でもっとも高いため人気の免許です。

ただし、トレーラー職は人気が高い分、なかなか空きが出ない求人でもあります。けん引免許を取ったけどなかなか求人が見つからないというドライバーは多く、結局けん引免許を使わないまま大型トラックに乗り続けることもあります。どうしてもトレーラーに乗りたいという場合以外は、大型トラックでもトレーラーと同じくらい稼げるため、無理してけん引免許を取る必要はないでしょう。

けん引免許に必要な条件

けん引免許は大型トラックより大きい車を運転するため21歳以上である必要があると思われがちですが、実は18歳であれば取得することができます。視力、深視力、聴力は大型免許と同じ基準が求められます。また、必要な取得免許は大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許のいずれかで、実は普通免許を持っていれば取得することができます。

けん引免許を取得する方法と金額

けん引免許は教習所に通って取得する方法と一発試験を受ける方法の2種類があります。教習所に通う場合、適性検査と運転適正検査を受け、12時間の技能教習を受けた後に技能卒業検定を受けるという流れになります。ほとんどの教習所で3ヶ月の取得期間を設定していますが、最短6日でけん引免許を取得することができますよ。取得費用は12万円〜15万円が相場となり、大型免許に比べ安くなります。

一発試験でけん引免許を取得する場合、金額は6,000円〜10,000円と安くで取得することができます。しかし、トレーラーの運転はコツがあり、運転に慣れるのに時間がかかる人と、すぐにコツを掴める人で分かれると言われています。何回も試験に落ちてしまうと教習所と通う場合と同じ出費になるため、少しでも不安がある方は最初から教習所でけん引免許を取得することをおすすめします。

危険物取扱者とは

一定量以上の危険物をタンクローリーで運ぶ場合、会社に危険物取扱者を置くことが義務付けられています。タンクローリーを運転したいという方は、危険物取扱者の資格を持っているだけで転職に有利になりますよ。危険物取扱者の資格取得をする場合、消防試験研究センターや各消防本部で無料配布される願書を期限内に提出しましょう。試験のおよそ1週間前に受験票が郵送されます。

危険物取扱者の試験内容

試験の概要が下記になります。全ての試験において、60%以上正解した場合に合格となります。

危険物取扱者の乙種以上に合格するためには、労働安全衛生法によって分類された下記の危険物について知る必要があります。ちなみに、消防法においては「可燃性のガス」も危険物とされますが、これは高圧ガス取締法の対象となります。

  • 爆発性のもの
    • 第五類(自己反応性物質)
  • 発火性のもの
    • 第二類(可燃性個体)
    • 第三類(自然発火性物質/禁水性物質)
  • 酸化性のもの
    • 第一類(酸化性個体)
    • 第六類(酸化性液体)
  • 引火性のもの
    • 第四類(引火性液体)

第一類から第六類まで、それぞれの性質や貯蔵・取扱方法を学びます。例えば、第二類危険物の可燃性個体の取扱方法は空気との接触を避けなければいけなかったり、第五危険物の自己反応性物質は加熱や衝撃、摩擦を避けなければいけなかったりと、危険物の種類によって避けるべき環境が異なります。

これらの性質を知ることは、危険物による爆発災害を防ぐことに繋がります。実際に、国が危険物取扱者の免許制度を作った目的の一つは爆発災害の防止であり、危険物取扱者試験の過半数が予防関係の問題となっています。そのため、危険物の勉強の際は、危険物についてだけではなく消化の種類(除去消火法、窒息消火法、冷却消火法など)について学び、事故の種類に応じて適切な対応を知っておく必要があります。

危険物取扱者試験では危険物の性質や消火方法だけでなく、物質の三態や状態変化などの基礎知識についても出題されます。危険物の事故防止において重要な知識だからです。その他にも、物質の圧力、温度、熱量についても基礎を学ぶ必要があるでしょう。特に危険物の引火点や発火点、燃焼範囲や危険性などは、生活の中でなんとなく知ってはいても、正確に理解しないと危険物の安全な取扱いはできないため、しっかり勉強する必要があります。また、危険物に関連の深い元素や分子量、必要最低限の化学式についても出題されるため、頭に入れておく必要があります。

(参考:危険物ハンドブック -新星出版社)

危険物取扱者の受験費用

危険物取扱者の受験金額は種類によって異なります。一覧が下記になるので、試験を受けることを考えている方はチェックしてみてください。

資格の種類取扱い範囲試験フォーマット試験時間費用
甲種全種類の危険物五肢択一式2時間30分6,600円
乙種第一類〜第六類の危険物五肢択一式2時間4,600円
丙種ガソリンや石油など四肢択一式1時間15分3,700円

タンクローリー車で危険物を運ぶ場合の資格や免許

危険物取扱者の資格は主に三種類あり、

甲種
乙種
丙種

となっています。細かくは後で述べますが、タンクローリーの運搬の仕事に関わってくるのは乙種の「4類」と「6類」です。

4類・・・ガソリン・アルコール酸・灯油・軽油・重油・動植物油類など。
6類・・・過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物など

となっており、どちらも頻繁に運ぶもののためこれらの資格を持っているとタンクローリーの仕事をするのに大きく有利になります。

特に4類はもっとも運ぶ機会が多い種類になりますので、タンクローリーの仕事を考えている人はぜひとも取得しておきたい資格です。
甲種は受験資格にも制限があるために誰でも受験することはできませんが、乙種はしっかりと勉強をしていけば取得することができます。まずもっとも必要度の高い4類の取得を目指していきましょう。

タンクローリー車の免許が必要な危険物の指定数量とは?

危険物にはそれぞれ指定数量が定められています。
例えば大型トラックなどであれば指定数量の10分の1以下でも消防法に引っかかってしまうのですが、タンクローリーであれば可能となるという決まりがあるのです。もちろんその場合には危険物取扱者の資格が必要になります。

また、数量や種類によって危険物の混載が可能となるということもあります。1類~6類までで基本的に数字を足して6か9になる組み合わせは混載が可能です。ただし慣れるまでは毎回しっかりと確認するようにしましょう。

危険物取扱者に必要な消防法の資格は3つ

甲種

危険物取扱者の甲種の資格を持っていればすべての種類の危険物を取り扱うことができます。それだけにだれでも簡単に取れるというわけではなく受験資格があります。それは以下のようになっています。

大学・短大・高専学校などで化学に関する学科を修めて卒業した者
大学・短大・高専学校などで化学に関する科目を15単位以上修得した者
乙種危険物取扱者資格を持ち、かつ実務経験が2年以上ある者
修士・博士の学位を持つ者
(申込みの際は、それぞれ学力・学位などを示す証明書類の提出が必要です。)

試験時間は2時間30分で、2017年度の合格率は37.6%でした。やはり受験資格がある人のなかでも3分の1ほどしか合格していない難関であると言えるでしょう。

乙種

乙種は取り扱える危険物が分類されています。受験資格はとくになく、学歴や経歴に関係なくだれでも受験することができます。ここで取り扱う危険物は下記になります。

第1種:塩素酸塩類・過塩素酸塩類・亜塩素酸塩類・ヨウ素酸塩類など
第2種:硫化りん・赤りん・硫黄・金属粉・マグネシウムなど
第3種:カリウム・ナトリウム・アルキルリチウムなど
第4種:ガソリン・アルコール酸・灯油・軽油・重油・動植物油類など
第5種:有機過酸化物・硝酸エステル類・ニトロ化合物・アゾ化合物など
第6種:過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物など

そしてそれぞれの合格率が以下のようになっています。

第1類:67.7%
第2類:70.4%
第3類:68.7%
第4類:34.4%
第5類:68.6%
第6類:62.9%

4類だけが特に合格率が低くなっているのは、4類を受験する人が多いということが考えられます。

丙種

受験資格としては学歴や経歴は関係なくだれでも受けることができるのですが、取り扱うことができる危険物の種類も少なく、法律で定められている保安監督業務を行うことができないために、これだけを持っていてもタンクローリーのドライバーとして十分には働くことができません。
やはり乙種以上の資格を取っていくのが良いでしょう。

危険物取扱者の有資格者が同乗すれば免許なしでも大丈夫?

危険物取扱者の資格に関しては必ずドライバーが持っていなければならないということではありません。危険物取扱者の資格を持っている人が同乗していれば良いのです。

ただしこの方法をとるにはトラックに二人乗る必要が出てくるためにあまり現実的ではありません。やはりドライバーが資格を持っているというのが一般的だと言えるでしょう。

運搬に必要な書類について

消防法で定められている危険物を運ぶ際には資格や免許の他に書類も必要になってきます。
まずタンクローリーには標識を掲示しなければなりません。0.3~0.4mの黒地の正方形の板に黄色の反射材などで「危」と表示したものを車の前後に掲示する必要があります。

その他にも、

「完成検査済証」
「定期点検記録」
「譲渡・引渡届出書」
「品名等変更届出書」

などの書類を備えておきましょう。

毒物劇物取扱責任者とは

毒物劇物取扱責任者とは、毒物劇物を取扱う上での安全確保/危害の防止の責任者のことです。毒物劇物をタンクローリーで運ぶ場合、毒物劇物取扱主任者を必ず設置する必要があります。毒物劇物取扱責任者の試験は難しいと思われがちですが、直近の合格率は58.2%とそこまで低いわけではありません。毒物劇薬取扱責任者の資格を持っていると、タンクローリーで運べる荷物の幅が広がり、扱いが難しいものを運ぶため給料も高くなるのでおすすめの資格ですよ。

もともと、危険物の輸送に関しては高圧ガス保安法や消防法などによって規制されていましたが、毒物/劇物に関しては昭和45年(1970年)の法改正まで規制がなく、シアン化ナトリウムやフッ化水素による事故が多発していました。法改正により、毒物/劇物の安全な輸送のルールが明確に定められたのです。

この法改正により、毒物劇物の配送者をはじめ、製造者や販売者、研究機関などでは必ず毒物劇物取扱責任者を登録しなければならなくなりました。これは「毒物及び劇物取締法(第七条)」定められている会社の義務です。「毒物及び劇物取締法(第二条)」で下記が毒物劇物として定められているため、下記を扱う運送会社では必ず毒物劇物取扱責任者を登録する必要があります。

・毒物:シアン化水素、水銀、ヒ素、ニコチンなど100品目以上
・劇物:アンモニア、過酸化水素、硝酸、硫酸、ホルムアルデヒドなど300品目以上
・特定毒物:四アルキル鉛、モノフルオール酢酸など10品目以上

毒物劇物取扱責任者の試験内容

毒物劇物取扱責任者になるためには、筆記試験に合格する必要があります。筆記試験の内容は下記の3つです。

  • 毒物及び劇物に関する法規
  • 基礎化学
  • 毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法

試験に合格するためには、毒物/劇物の毒作用や正しい取扱方法、GHSラベルの正しい読み方、中毒者が出た際の応急手当方法などを理解する必要があります。また、治療法を知るためには産業中毒や農薬中毒など、中毒の種類についても知っておかなければいけません。また、毒物や劇物をタンクローリーで安全に輸送するために、運搬方法や貯蔵方法、点検方法も知る必要があります。

筆記試験では、下記のような問題が出されます。下記は令和2年度の試験で実際に出題された問題です。

<例題1>
毒物及び劇物取締法第一条:この法律は、毒物及び劇物について、保険衛生上の見地から必要な〇〇を行うことを目的とする。
〇〇に入る言葉を埋めなさい。
<例題2>
密度が1.2g/cm3で、質量パーセント濃度が10%の水酸化ナトリウム水溶液がある。この水溶液のモル濃度(mol/L)として、最も近いものはどれか。
ただし、原子量は、水素=1、酸素=16、ナトリウム=23とする。1:0.033 mol/L
2:0.33 mol/L
3:3.0 mol/L
4:30 mol/L(参考:毒物劇物取扱の手引き -時事通信社)

上記のように、普段生活しているだけでは身につかない知識が出題されるため、毒物劇物取扱責任者に合格するためには参考書などを使って勉強する必要があります。

毒物劇物取扱責任者の受験費用

受験料は自治体によって異なるため、自治体ごとに確認する必要があります。参考までに、東京都は12,900円、関西(京都府、大阪府、兵庫県など)では10,300円となっています。

高圧ガス移動監視者とは

高圧ガス移動監視者とは、一定量以上の高圧ガスを運ぶ際に必要になる資格です。高圧ガスを配送する運送会社で必ず必要な資格でもあり、国家資格であるため運送以外で幅広く活かせる資格でもあります。下記の量の高圧ガスを車で配送する場合、タンクローリー輸送であっても容器のばら積みであっても高圧ガス移動監視者が必要になります。

種類監視が必要な高圧ガスの種類と数量
圧縮ガス・容積300m3以上の可燃性ガス、酸素
・容積100m3以上の毒性ガス
液化ガス・質量3000kg以上の可燃性ガス、LPガス、酸素
・質量1000kg以上の毒性ガス
・圧縮水素スタンドの液化水素の貯槽に充塡する液化水素
特殊高圧ガス移動する数量の多少に関係なく必要

高圧ガス移動監視者の試験内容

高圧ガス移動監視者の資格を取るためには、高圧ガス保安協会の講習を受講しなければいけません。講習は2日間あり、「法令」について3時間、「学識と保安管理技術」について11時間の講習を受けます。受講が義務付けられているため受ける必要がありますが、試験に合格する上で重要な知識となるため、ただ受けるだけでなく2日間で知識を吸収することが大切です。

ただし、高圧ガス移動監視者は難しいイメージを持つ人も多いですが、合格率は平均85%と国家資格の中でも高い水準にあります。2日間の講習を真面目に受ければ十分合格できる難易度なのです。もちろん、100%合格するためには講習後の復習や講習以外の時間で勉強することが大切です。

令和2年度に実際に出題された問題をご紹介します。

<例題>
タンクローリによる高圧ガス(液化石油ガスを除く。)の移動に関する次の記のうち正しいものはどれか。イ、 液化ガスの充填容器等(国際輸送用タンクコンテナに係るもの及び推日なし容器を除く。)にあっては、容器の内部に被面協動を防止するための防波を設けること。
ロ、 容器元、緊急遮断装費に係るバルプその他の主要な附属品が突出した容器にあっては、これらの附属品を車両の右側面以外に設けた整固な操作着の中に収納しなければ ならないが、操作箱と車両の後バンパの後面との距離についての規制はない。
ハ、 毒性ガスを移動する際に、当技帯性ガスの種類に応じた防毒マスクを携行したので、 手袋その他の保護具並びに災害発生防止のための応急措置に必要な資材、剤及びエ具等は携行しなかった。

(1) イ
(2) ロ
(3) イ、ハ
(4) ロ、ハ
(5) ロハ

講習を受ければ上記のような問題に答えることができるようになります。

高圧ガス移動監視者の受験費用

金額はテキスト代抜きで移動監視者が13,200円、移動監視者(液化石油ガス)が12,400円となります。

危険物が空のタンクローリーを運転する場合

タンクローリーのタンクに何も入っていない場合は危険物を運搬している状態とは言えません。そのため、必要になるのは大型免許とけん引免許ということになります。

タンクがカラの場合であっても重量はかなりありますので、けん引免許が必要になってくるのです。

ただし、危険物を積みに行く際、もしくは危険物をおろした帰りなどがこのカラの状態に当てはまりますが、どちらも行き帰りは危険物を積むことになりますので、ドライバーが途中で交代しない限りは危険物取扱者の免許がいるということになります。

 

まとめ

タンクローリーはガソリンなどの危険物を運ぶことが多いために運転するのに必要な資格や免許があります。必ずそれらの免許を持って、最大限に取り扱いに注意して業務にあたるようにしていきましょう。

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