玉掛けの試験に落ちた人の理由とは?次回、確実に合格するために必要なこと

   

玉掛作業者の修了試験に落ちた原因は、学科試験か実技試験のどちらかで問題があったか、遅刻などの原因があったと考えられます。

次回は玉掛作業者の修了試験に必ず合格するために知っておきたい対策を詳しく紹介します。

玉掛作業者の修了試験に落ちた!何が原因だったのか

玉掛けの修了試験はよっぽどのことがない限り落ちる試験ではありません。玉掛けの試験に落ちてしまう理由は明確なので、次の試験の際に失敗しないように落ちてしまった原因をしっかり理解しましょう。

学科試験で落ちた

玉掛けの技能講習は1~2日目に学科を学び、2日目の最後に修了試験がありますが、ここで落ちてしまうことがあります。この場合のの原因は何なのでしょうか?

一番に考えられる原因は講習の内容をしっかり聞いていなかったことです。講習では講師の方も重要なポイントをきちんと指導してくれるので、そのポイントさえ押さえていれば、学科試験では合格できるはずです。

居眠りをして聞いていなかったり、講習中に話をしっかり聞いていない場合は、玉掛けの修了試験には当然不合格となってしまいます。

学科試験に合格できないと翌日の実技講習設けることができなくなってしまう可能性があり、絶対に受からなければならない試験です。ただし、教習所によっては合格できるまで修了試験の再試験を受けさせるところもあります。

学科試験は講習の内容をしっかり聞いていれば必ず合格できる試験です。合格の基準は全体の6割以上の正答率となっているので、講習の内容をしっかり聞いておきましょう。

実技で落ちた

玉掛けの学科試験に合格したが、実技試験で落ちたというケースもあります。玉掛けの実技試験もまず講師の方による玉掛けの実技講習があったのちに試験があります。

実技試験で落ちた場合の原因も、学科で落ちたときと同様に、講習の内容をしっかり聞いていなかったことです。

実技についても学科と同様で、講習内容をしっかり覚えていれば試験に合格することができます。玉掛けの実技試験の合格率は90%といわれているので、よく講習を聞いていればほとんどの方が合格することができます。

また、学科の試験に合格した方でも、実技の試験に落ちてしまうと次回は学科の講習と試験を再び受けなおさなければなりません。免除にはならないので注意が必要です。

講習に遅刻・欠席・早退した

講習中に遅刻・欠席・早退してしまったと方は、玉掛けの技能講習を修了できなかった原因は遅刻・欠席・早退の可能性が高いです。

技能講習は3日間にわたって行われ、技能講習なので基本的には全員が合格するように作られています。しかし、それはあくまでも講習をしっかりと受けた方が対象となります。

講習中に遅刻・欠席・早退するのは社会人としてのマナー・ルールが守れておらず、特に無断で上記の行為をとってしまうのは、社会人として大変非常識です。

講習中に遅刻や欠席をしてしまった心当たりのある方は、このために玉掛け技能講習に落ちてしまった可能性があります。

技能講習をうけるときも社会人としての当たり前のマナー・ルールを守ってうけましょう。

玉掛作業者の修了試験に合格する方法・学科試験対策

では、玉掛けの学科試験に合格するためにはどのような対策をとればいいのでしょうか?

玉掛けの修了試験に合格するためには、とにかく「講習をしっかり聞いて理解する」ことを心掛けてください。

試験に合格するための重要なポイントは講師から必ず説明されますし、基本的に技能講習は受講者が合格できるようになっています。そのため、講習の内容を理解していれば基本的には試験に合格できます。

もし講習を受けている中で分からない部分が出てきた場合は、講師の方に積極的に質問をして理解しましょう。

学科試験はマークシート方式の場合もあれば、〇×の2択の場合もあり教習所によって異なってきます

どちらの場合にせよ、講習の内容を理解していれば学科の試験には合格することができます。分からない部分は質問することで事前に対策をしておきましょう。

玉掛作業者の修了試験に合格する方法・実技試験対策

では次に実技試験で気をつけるべきことを見ていきましょう。実技試験には学科試験とは異なるポイントがあり、実技でもしっかりと覚えなければならないことがあります。

実技の手順

玉掛けの実技試験に合格するには、手順を覚えておかなければなりません。覚えることが多く大変なので、事前の準備が大事になってきます。

実技試験では、確認の声掛けを行いながら実際に玉掛けの作業を行います。手順を覚えることも大事ですが、緊張せずにはっきりと声を出すことも大事です。

手順としては、まず玉掛けの用具等の点検を行います。次に、荷物の重量を確認し、ワイヤーロープの点検して荷物にワイヤーロープをかけていきます。

荷下ろしが終わったら最後にワイヤーロープを外して終了となります。

一連の行程には声掛けが必要で、この声掛けを忘れると減点となってしまうので、声掛けを忘れないことが大切です。また、失敗しても慌てずに冷静に行いましょう。

質量目測計算の例

玉掛けの実技の中でも特に混乱する人が多いのが「質量目測計算」です。「質量目測計算」とは、おおよその質量を目視で判断することです。

「質量目測計算」は、物質ごとに決まっている密度を利用することで荷物の大体の重さを割り出しています。

例えば、1m×1m×1m の鉄の荷物があったとすると、鉄の密度は11.4 [t / m3] なのでこの荷物は1[m3] × 11.4[t] = 11.4[t] の重さと計算できます。

実際に使用する機会としては、事前に聞いていた荷物と実際の荷物が異なった場合などにパッと重量を知って事故防止につなげることができます。

このように目分量で大体の荷物の重さを測定する方法が「質量目測計算」です。

まとめ

玉掛けの修了試験に落ちてしまったという方に向けて、修了試験に落ちてしまう原因を説明しました。

学科試験、実技試験の両方に言えることですが、重要なのは講習の内容をしっかり聞くことです。講習の内容を理解していれば試験に合格することはさほど難しくはありません。

まずは、学科、実技のどちらの場合でも講習をしっかり聞くことを意識しましょう。実技の場合はこれに加えて、声掛けや質量目測計算などを忘れないようにしておきましょう。

玉掛けの技能講習を受けられる方は是非参考にしてみてください。

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