1.5トントラックのサイズ/寸法はどれぐらい?荷台寸法/長さ/高さ/幅も合わせて紹介!
トラックには積載量に合わせて様々な種類のトラックがありますよね。基本的には積載量によって呼び方が変わりサイズも大きく変わってきます。
そこで今回は、1.5トントラックのサイズや寸法などを中心に、ご紹介していきたいと思います。
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1.5トントラックの定義とは?
1トンでは積載量が少し物足りない、2トンほどはいらないというときに最適となるトラックで、その圧倒的な小回りと荷物の積み降ろしの手軽さから街中での配送などに多く使用されているトラックとなっています。
サイズは普通車とそれほど変わらないために運転はしやすく、大型トラックのような大きさはないのでコインパーキングなどに駐車する際にも困りません。道路の脇に停めて運送、配送するのにも便利です。
1.5トントラックのサイズは?
車両寸法・積載量
メーカーや車種によって大きさは多少の違いがありますが、例えばトヨタのトヨエースを例にして見てみると以下のような寸法になります。
- 最大積載量:1.5トン
- 車両寸法 全長4,430mm 全幅1,695mm 全高1,965mm
荷台寸法
荷台内寸法長さ2,850mm 幅 1,600mm 高さ380mm、だいたいの1.5トントラックはこのようなサイズと思って良いでしょう。
注目するべきは地上から荷台までの高さです。1.5トントラックはさまざまなトラックの中でもこの高さがもっとも低い部類に入ります。
そのため荷物の積み降ろしはかなり楽になります。
2トン・4トントラックとの比較
2トントラックのサイズ
同じく小回りが利くので街中で多く利用されている2tトラックの寸法は以下のようになっています。
全長4600mm 全幅1690mm 全高1990mm
横幅や高さはほとんど1.5トントラックと変わらず、メーカーや車種によっての誤差の範囲と言えるでしょう。少し長さが長くなっているのが違いと言えるかもしれません。
4トントラックのサイズ
4トンになるとあきらかに見た目から違ってきます。もちろんメーカーや車種によってサイズは違ってきますが、一般的な4トントラックは、
全長7600mm 全幅2200mm 全高2680mm
となっており明らかにスケール感が大きくなっています。
荷物を多く積載できる強みはありますが、小回りなどはやはり落ちてきますし、大きくなった分だけ運転はしにくくなります。
1.5トントラックのメリット
操作性に優れている
車幅が小さく、小回りが利くというメリットがあるために操作性に優れており狭い路地や住宅街でも問題なく走行できるという強みがあります。
入り組んだ商店街、住宅街などでは大きなトラックは入っていけないために操作性に優れているというのは重宝します。
また、地上から荷台までの高さが低く、手作業での荷物の積み降ろしが非常に楽というメリットもあります。
基本的にトラックが大きくなると、この高さも変わってきますので使いやすいこのサイズはやはり便利だと言えるでしょう。
維持費の節約
税金は車両総重量、最大積載量などによって変わってくるために、それらが小さい1.5トントラックは維持費も安いということになります。
また、その車両の重量と積載量の関係から燃費も良く車両を維持していくコストが低くなっています。
一般的に1.5トントラックは車両総重量が3.5~4トンほどになりますので、税金の区分としては4トン未満になります。4トンを超えるとかなり税金が上がってくるためにこの差は大きいと言えます。
車両価格が安い
最大積載量が少ないということもあって車両価格が安くなっているのもメリットです。これは新車、中古問わずのことで中型トラックや大型トラックと比べてもかなり購入費用は抑えることができます。
運転には準中型免許が必要になることも!
1.5トントラックは区分で言えば小型トラックに分類されます。この場合、中型免許や大型免許を取得している人であればまったく問題はありません。
また、2007年6月1日までに普通免許を取得した人は「最大積載量5トン未満、車両総重量8トン未満」の車両を運転することができるためにこちらも問題ありません。
そして2007年6月2日~2017年3月11日の間に普通免許を取得した人は「最大積載量3トン未満、車両総重量5トン未満」の車両を運転することができるために1.5トントラックは問題なく運転できます。
ややこしくなるのは2017年3月12日以降に普通免許を取得した人です。現在の普通免許では「最大積載量2トン未満、車両総重量3.5トン未満」しか運転することができないのです。
1.5トントラックで言えば最大積載量はクリアしているのですが、メーカーや車種によっては車両総重量が3.5トンを超えているものがあります。
この場合は普通免許では運転することができないために「準中型免許(最大積載量2~4.5トン、車両総重量3.5~7.5トン)」が必要となるのです。
普通免許しか取得していない人は必ず運転前に確認するようにしましょう。
まとめ
1.5トントラックはその適度な積載量と便利な操作性で街中などでの配送や集配に最適です。その利便性を最大限に利用して効率よく1.5トントラックを使用していきましょう。