トラックのシフトチェンジって難しい?燃費にも良いシフトチェンジのコツとは

   

トラックのシフトチェンジが苦手という人はトラック初心者だけに限らず、案外と多いのではないでしょうか。スムーズなシフトチェンジは燃費にも良く、プロドライバーとして格好いいものです。

この記事では上手なシフトチェンジのコツについてわかりやすく解説していきたいと思います。

シフトチェンジは何のため?

効率よく走るため

シフトチェンジはギアチェンジとも言いますが、このギアとは一体どんなものなのでしょう?ギアとは歯車のようなもので、スピードを出すためにはこのギアを適切に選ぶ事が大事になります。

AT車は自動でこのシフトチェンジ(ギアチェンジ)を適切なギアを選んで行なってくれますが、MT車はドライバーが自分で行う必要があります。

そしてシフトチェンジをスムーズに行う事で効率よく走行する事ができるのです。

トラックのシフトチェンジがうまくいくと

シフトが気持ちよく入る

 

シフトチェンジがうまくいくとシフトが気持ちよく入ります。これがスムーズにいくとテンポよくシフトアップする事ができ、運転も楽しくなり燃費にも良い影響が出るでしょう。

反対にうまくいかないと、シフトがうまく入らず、ギア鳴りがしてギクシャクしてしまい、運転も苦痛になり、燃費にも悪影響が出てしまいます。

スムーズな走行

シフトチェンジがうまくいかないとスムーズに走行する事ができません。また、シフトチェンジに失敗すると、車体がガクンと揺れたりしてしまいます。これはトラックに積んでいる荷物にとってもよくありません。

スムーズにシフトチェンジする事は積んでいる荷物の荷崩れ、荷キズの防止につながります。そういった面からもスムーズなシフトチェンジを心がけていきたいものです。

燃費がよくなる

シフトチェンジがうまくいくと、シフトアップ時のエンジンの回転数を適正に保つ事ができるため燃費にも好影響になります。

回転数をタコメーターのグリーンゾーンをでないように調整する事で、より燃費の良い運転をする事ができます。

シフトチェンジがうまくいかないと、シフトアップ時の回転数が高くなってしまったり、逆に低くなりすぎてノッキング気味になってしまい燃費に悪影響がでてしまいます。

クラッチが傷みにくい

シフトチェンジがスムーズにいかないと駆動系に悪影響を及ぼしますし、半クラッチを多用する事になってしまい、クラッチの寿命も短くなってしまいます。

このクラッチの寿命はシフトチェンジの上手い人と上手くない人では雲泥の差がでてきてしまいます。シフトチェンジがスムーズに行えるという事は駆動系やクラッチの寿命を延ばす事につながるのです。

トラックのシフトチェンジのコツ

クラッチの調整

トラックのシフトチェンジのコツで意外と忘れがちなのがクラッチの調整です。

クラッチのつながる位置がしっかり調整されていないと、急につながってしまったり、逆につながるのが遅くなり半クラッチの状態が長くなって、スムーズなシフトチェンジをする事ができません。

また、このクラッチのつながる位置は少しずつ変わってきてしまうので、定期的にクラッチの調整をする事が、トラックのシフトチェンジをスムーズに行うコツになります

回転数を合わせる

トラックのシフトチェンジをスムーズに行う一番のコツは回転数を合わせる事です。乗用車にも言える事ですが、シフトチェンジには適切な回転数があります。

回転数を合わせる事で滑らかにギアが切り替わり、シフトチェンジをスムーズに行う事ができるのです。

このエンジン回転を合わせるにはどんな感じが良いかというと、タコメーターのグリーンゾーンでのシフトチェンジを心がけてみましょう。

このグリーンゾーンは燃費にいい回転数を表しているのと同時に、適切なシフトチェンジの目安にもなるものです。回転数が合えばシフトが吸い込まれるように入るようになります。

シフトアップはあわてずに

トラックは乗用車とは違ってトルクがありアクセルを軽く踏むだけで発進する事ができますが慌ててすぐにシフトアップしてしまうと、回転数が低すぎてスムーズに加速する事ができません。

まずはアクセルで回転数を上げる事を忘れないようにしましょう。トラックのエンジンはすぐに回転数が落ちるわけではないので、ゆっくり確実にシフトチェンジを行う事が大切になります。

リタータ(補助ブレーキ)の利用

シフトチェンジで大事なのはシフトアップだけではありません。シフトダウンも回転を合わせて行う必要があります。

ただ乗用車のようにエンジンブレーキを使うためにシフトダウンするのはあまりお勧めできません。これはトラックのエンジンは回転数が落ちにくいためギクシャクしてしまい、燃費にもよくないからです。

トラックにはリタータという補助ブレーキがついていますので、こちらを上手に使う事も上手なシフトチェンジのコツになります。

トラックのシフトチェンジで気になること

発進は1速から?

教習所ではMT車の発進は1速から習いますが、実際のトラックの運転で1速を使う必要はほとんどありません。

トラックの1速は本当の低速しかでないうえに、すぐに回転が吹け上がってしまうため、1速を使用すると、スムーズにシフトアップができずにギクシャクしてしまいます。

1速は強い駆動力がいるきつい上り坂や2速発進できない悪路を走行する場合などの非常用と考えておいたほうが良いでしょう。

アクセルは外すべき?

先述しましたが、シフトチェンジを上手に行うコツで大事になるのがエンジンの回転数になります。

このシフトアップの際にある程度回転数があるからと、アクセルを完全に離してしまっては回転数が合わなくなりギクシャクしてしまいます。

シフトチェンジをスムーズに行うコツとしてシフトチェンジする際、アクセルペダルから完全に足を離さずに、緩める程度にする事がトラックのシフトチェンジをスムーズに行うコツの一つです。

回転数の目安は?

トラックのシフトチェンジをスムーズに行うには回転数を合わせる事が大切です。

回転数については、運転に慣れている熟練ドライバーは音で判断する事もできますが、最初のうちはなるべくメーターで数字を見ながらシフトチェンジを行うのが良いでしょう。

先述しましたが、タコメーターのグリーンゾーンを目安にしてシフトチェンジを行えば、スムーズな運転が可能になり、燃費にもとても好影響があるという事を覚えておいて下さい。

まとめ

近年、トラックもAT車が増えつつありますが、やはり大型トラックをMT車で颯爽と乗りこなすのは、さすがプロ!といった感じでかっこいいですね。

この記事を読んで頂いて、MT車のシフトチェンジがスムーズになったという方がいれば、こんなに嬉しい事はありません。

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