長距離ドライバーの仕事内容まとめ|一日の流れなど

   

長距離ドライバーは夜間配送が基本で長距離の運転になるため体力的にキツいイメージの方も多いと思います。

しかし、運送業は歩合制(配送量に応じて給料が支払われる)を採用している会社が多いので長距離ドライバーはドライバーの中で最も給料が高い職種と言われています。

体力のある方やスケジュール管理の上手な方には向いている職種ということができます。

この記事では長距離ドライバーの仕事内容や一日の流れ、平均給与など働く上で知っておきたい情報がまとめられています。

長距離ドライバーに就職・転職を迷っている方や仕事内容について詳しく知りたい方は参考にしてください。

トラック_夕方

仕事内容は夜間配送で地方を跨いだ配送が基本

長距離トラック_仕事内容

運転するトラックは基本的に中型〜大型のトラックになりますので、中型〜大型免許の資格が必要になります。

資格のない方でも最近では資格取得支援を行っている会社も多いので費用面で余裕のない方も会社負担での取得が可能です。

配送に関しては基本的に多くのものを大型のトラックで長距離移動することになります。

1日の流れ|夕方頃から朝方までの長距離配送

トラック_並列

15:00 出社・点呼・アルコールチェック・車両点検・積み込み地へ出発
16:00 荷物積み込み
21:00 東京から大阪へ出発
23:00 休憩(約30分)
4:00 大阪の荷降ろし先に到着
6:00 大阪の別の積み込み地へ出発・シャワー・睡眠
14:00 起床・積み込み開始
20:00 東京へ向け出発・帰り荷の配送
18:00 配送完了・退社

上記は長距離ドライバーで東京・大阪間での2泊3日での配送を行った例です。

東京・大阪間の移動でも往復で荷物の配送があり、こまめに休憩を取りながらスケジュール時間内に配送を完了させます。

上記はシャワーや睡眠の時間があるため拘束時間自体は長くても休める時間があり、過酷と言うほどでもないかと思われます。

長距離配送の翌日配達の場合はなかなか睡眠時間がとれないことも多いので、働くことを検討している会社ではどのくらいのスケジュールの案件が多いのか確認しておきましょう。

給料は年収・月収ともにドライバーの中ではトップクラス

長距離トラック_給料
※年収のみ引用し、月額給与は12ヶ月の割戻しとボーナスは春夏それぞれ月額給与の2ヶ月分として計算
引用元:平均年収.jp

上記は長距離ドライバーの平均的な収入と一般的なドライバーとの平均収入が比較できる表です。

長距離ドライバーは年収で最大250〜300万円ほど平均的なドライバーよりも多くもらえることが分かります。

大手の大型トラックドライバーなら年収840万円も狙える

1位:大手宅配・引越し兼業配送センター間大型ドライバー:平均840万円
2位:国内陸送コンテナ等の牽引トレーラードライバー:平均770万円
3位:大手倉庫/メーカー提携大型トラックドライバー:平均665万円
4位:工業系倉庫物流専門大型トラックドライバー:平均650万円
5位:建設建材/石油化学物流トラックドライバー:平均600万円

参考:平均年収.jp

これはドライバーの職種の中ではトップクラスで、上記のトラック運転手で最も給料のいい職種ランキングでも大型トラックの長距離配送を中心とする職種が多くランクインしています。

長距離ドライバーはトラック運転手の中でも花形と呼べる職業と言えるでしょう。

長距離ドライバーにおすすめの人は体力に自信のある人

作業着_男性
以上が長距離ドライバーの仕事内容や収入についてでしたが、実際に向いているのは以下に当てはまる方だと言えます。

1.体力に自信のある人
2.運転スキル・スケジュール管理スキルがある人
3.とにかく収入の高い仕事がしたい方

以下でそれぞれについて説明していきます。

1.体力に自信のある人

長距離ドライバーは名前のとおり遠くはなれた地まで長時間運転する必要があります。

案件によっては十分な休息時間を確保できないこともあります。

多少寝不足になったりしても、踏ん張れるだけの体力は必要な職業です。

2.運転スキル・スケジュール管理スキルがある人

長時間運転するにあたって事故や遅延のリスクがついて回るため、長距離ドライバーには安全運転でかつ時間内配送の高いスキルが求められます。

初めてトラック運転手になった方で最初から長距離のドライバーをやる方はなかなかおらず、ある程度経験を積んだドライバーが担当することが多いです。

しかしスキル面で今は不安があったとしても、ドライバーとしての仕事をこなしていくことで自然とスキルは付いてきます。

長期的に見るとスキルよりも1.の体力面が重要になってくる可能性は高いでしょう。

3.とにかく収入の高い仕事がしたい方

なによりも長距離ドライバーはその年収の高さに惹かれる人も多いと思います。

トラックの運転経験があり、まだまだ体力もあるという方で今の収入を上げたい方は思い切って長距離ドライバーへの転身をしてみることをおすすめします。

就職・転職は自分だけの判断では失敗することも

男性_面談
長距離ドライバーになるにあたって、より条件のいい会社に就職したいと思う方は多いですが、就職や転職の準備について知識や経験のあるドライバーはかなり少ないです。

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