西濃運輸ドライバーの面接から入社までの流れを徹底解説!面接での志望動機/質問の答え方
西濃運輸では中途採用の際に一次、二次と二段階の面接を行っています。その面接ではどういったことを聞かれて、どう答えればよいのか、ということを知っておけば有利に面接を進めることができます。
ここでは西濃運輸の面接や入社までの流れについて紹介していきたいと思います。
Contents
西濃運輸のドライバー
路線乗務員
西濃運輸と言えば大型トラック、長距離トラックのドライバーがメインです。そのため大型免許が必要となります。
長距離ドライバーとなると勤務時間が不規則になり日がまたがっての仕事になることが多くなりますが、トラックドライバーの中でも給与水準はもっとも高くなる仕事でもあります。
セールスドライバー
決められたエリアなどを運送、配送する仕事となります。時間内に多くの場所を廻るだけでなく、「セールスドライバー」の名前の通りに営業活動も行うことになります。
西濃運輸のグループ会社が扱っている季節の贈り物などを荷受け主相手に営業して販売することが仕事となります。路線乗務員とセールスドライバーはどちらも正社員としての採用となります。
西濃運輸の面接から入社までの流れ
西濃運輸の入社に関しては以下のような流れになります。
応募→一次面接→二次面接→体験入社(※希望者)→運転記録証明書発行・運転適性診断受診(提出)→健康診断受診→内定通知→入社
応募については電話からと公式ホームページからの申し込みがあります。一次面接は自分が希望する支店で行われることが多く、ここでだいたいの結果が出されることになります。
西濃運輸の一次面接
一次面接のポイント
現在運送業界はかなりの人手不足となっています。そのため免許や資格を持っていてやる気がある人であればそうそう落とされることはありません。
健康面や体力面などトラックドライバーとして勤務できるかどうかの基本的な質問がなされます。ある程度正直に、常識的に答えていればまず問題はないでしょう。
志望動機
あまりにも常識外れでないことであれば普通に答えても大丈夫です。特に西濃運輸の場合は経験者は優遇されますが、未経験者でもやる気があれば採用してもらえます。
そのため回りくどい言い方をするよりは素直に熱意を伝えた方が好意的に受け取られます。自分のやる気を伝えましょう。
自己PR
たまにこういった面接で仕事と直接関係ない部分を積極的に自己アピールする人がいるのですが、トラックドライバーの面接ということを考えて答える方が良いでしょう。
体力的なことや健康面、ドライバー経験があるのであれば
- どういったことをしていたのか
- どういったことができるのか
をアピールするとポイントとなります。
特に免許や資格がある場合はどんどんアピールしていきましょう。
運転技術
- どういった免許を持っているの
- どういった車両を実際に運転したことがあるのか
を聞かれます。中型や大型、特殊車両などの運転経験があればアピールしていくと良いでしょう。
また、事故歴についても聞かれます。これは後で証明書などを出した際にどうせわかることですので、ここで嘘をついてはいけません。
もし後でそれがばれてしまうと印象が悪くなるだけでなく経歴詐称にもなってしまう可能性があります。
西濃運輸の運転適性診断
運転適性診断とは
運転適性診断とは「NASVA独立行政法人自動車事故対策機構」が行っているもので、トラックやバス、タクシーなどの自動車運送事業に携わるドライバーが受ける適性診断です。
こういった事業者に初めて所属する際、もしくは転職して違う会社に所属する際などに必ず受けなくてはいけないもので、それ以降も3年に1度の受講が推奨されています。
運転が上手い、下手、向いている、向いていないということを診断するものではなく、運転に関する長所や短所、クセなどを見極めることで適切にアドバイスを行うことが目的のものとなっています。
合格点に及ばなかったら?
本来点数をつける適性診断ではありませんが、西濃運輸では独自の合格基準を設けています。
合格基準に達しなかった場合は再診断を受けることが可能となっていますが、その予約は自分で行うことになります。
運転記録証明書について
平成21年に出された通達によって事業者は新たに雇い入れるドライバーの「運転記録証明書」を提出させるということになっています。
これは「自動車安全運転センター」が発行しているもので、過去三年間の事故歴が記載されているものです。
一応建前はこの証明書によって合否を決めないということになっていますが、実際にはこの事故歴によって合否の参考にしている会社は多くあるとされています。
ちなみに事業所を通して申請を出した場合はトラック協会の助成を受けることができる場合があります。この場合は実質無償で入手することができます。
西濃運輸の二次面接
採用された人の口コミなどを見ていくとほとんどの合否は一次面接で決められており、二次面接では会社に対しての質問や入社の意思確認など細かい確認作業が中心となっています。
そのため二次試験においてよほど失礼な態度をとったり、入社辞退などを行わない限り不合格になるということはないでしょう。
西濃運輸の面接を突破するコツ
「ありのままの自分」で
西濃運輸では公式ホームページの求人募集においても「ありのままの自分で語って」という文言があります。
これは入社してからのミスマッチを減らしていきたいという会社の意思の表れだと考えられます。
どんな面接でもそうですが、自分を良くみせようとして無理をしたり、本音ではないことを答えてしまったりすることがあります。
すべてを正直に話すというわけではありませんが、ある程度は率直に答えた方が相手にも好印象を与えるでしょう。
内定前の体験入社
「セールスドライバー」で応募している人のなかで希望した人は内定前に体験入社をすることが可能となっています。
これは入社してからのミスマッチを減らそうという一環で、入社前に実際の仕事を体験することで仕事をイメージしやすくするという狙いがあります。
疑問がある場合は担当者にどんどん質問して解決していきましょう。
まとめ
西濃運輸といえば運送業界でも最大手の会社になりますが、面接自体はそれほど特殊なものではありません。一般的な面接だと思って緊張しすぎることなく常識的に受け答えすることを心掛けていきましょう。