運送会社向け履歴書の書き方について!印象の良い履歴書の書き方とは?
就職や転職の際に必要になる履歴書ですが、ベースとなる部分とは別に業種ごとに最適な書き方は違っています。
そこでここでは運送会社に就職、転職する際に有利になる履歴書の書き方を紹介していきたいと思います。
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書き方で印象が大きく変わる履歴書
一般的に履歴書は手書きが基本とされていますが、最近ではパソコンを使って作成する人も増えています。
手書きの場合は修正はできませんので、間違えたら修正テープなどは使わずに新しく書き直しましょう。
パソコンで書いたものは人事担当者によっては悪い印象を持つということもあるのですが、字が汚い人であればパソコンの方が無難です。
重要なのは「正確に、丁寧に」書かれているかということです。特技や趣味の欄などが空白であったり、職歴などが雑に書かれていると適当な人間であるかのような印象を与えることになります。
面接をする前に応募者のことを知るには履歴書を見るしかありません。ここに書かれていることで印象が大きく変わってくることを覚えておきましょう。
志望動機の書き方が重要!
学歴や職歴は決まっているものなので書き方でどうにかすることはできません。また、運送会社の場合、学歴などはほとんど気にしません。
重要になってくるのは「志望動機」です。採用者もここは重視しています。
主に書くポイントとしては「自分は運送会社で働きたい」「自分の長所を活かせる職種であること」「トラック運転手になりたいという思い」となります。
すでにドライバーの経験がある人であれば職歴にも書けますし、志望動機も書きやすいかもしれません。
逆に未経験の場合は採用担当者からも質問される部分となります。ここでは自分がトラック運転手として働きたいという意志をアピールすることが重要なのです。
運送会社向け履歴書の書き方のポイントとは?
所持資格は必ず記入
運送会社で働く場合所持している資格は必ず記入しましょう。特に「大型免許」などの車両の大きさに関わる免許や「特殊免許」のような運転できる車両が変わってくる免許、
「フォークリフト技能講習修了証明書」のような仕事の幅が広がる資格などは持っていることが大きな強みとなります。
これらを持っていることで就職や転職ができるかどうかにも関わってきますし、採用された後での資格手当にも関わってきます。持っている資格は必ずすべて書くようにしましょう。
趣味や特技は必ず記入
面接では採用担当者は色々な情報を応募者から聞き出そうとしてきます。
その際にはこの「趣味・特技」の欄は良い話題となります。ここに「特になし」と書かれていると話題が広がらないだけでなく「無気力な人」というイメージが付いてしまいます。
ギャンブルなどを書く必要はありませんが、何か書くようにはしましょう。
希望欄には働きたい職種などを
扱いが難しいのが希望欄です。ここに何も書かないと希望通りの職種や勤務時間にならない場合があるので最低限の希望が書いておきたいのですが、
ここに細かく書き過ぎてしまうと「面倒な人」というイメージを持たれることがあります。
面接時にわからない部分は質問することもできますので、ここに細かく書き過ぎないようにしなければいけません。
運送会社向け志望動機の書き方とは?
企業や職種を選んだ理由を明確に!
どんな職種、どんな会社でも聞かれる質問に「なぜこの会社(職種)を選んだのですか」というものがあります。
もちろん口頭で答える場合もあるのですが、志望動機の欄に自分がこの会社、職種を選んだ理由をはっきりと書いておけばストレートに伝わりやすくなります。
他の会社ではなく、この会社を選んだという理由をはっきりさせて書くことで入社したい意志を伝えやすくなるでしょう。
過去の経験をアピール
過去の経験が有利になるのであれば積極的にアピールするのが良いでしょう。
以前にトラックドライバーをしていた、無事故無違反のドライバーだったなどは就職や転職の際に有利になります。過去にその職種の経験があるのであれば積極的にアピールをしましょう。
また、その職種の経験がない場合でも自分がしてきたことでトラックドライバーに活かせる経験であればアピールしましょう。
「体を使う仕事をしていた」「体力に自信がある」「道路、車などに詳しい」といったものはアピールポイントになります。
転職後に生かせるスキルをアピール
即戦力の人が欲しい会社などの場合、転職したらすぐに使えるようなスキル、資格、免許を持っていると採用される可能性が一気に高くなります。
持っている免許や資格はもちろん、やってきたことの中で転職後に使えそうな経験はどんどんアピールしましょう。
運転技術だけに限らずトラックドライバーは配送先や荷受け場などでコミュニケーションをとることがあります。コミュニケーション能力が高いというのも十分にアピールできるポイントなります。
未経験者は率直な気持ちを伝えることが大切!
運転が好き
経験者であれば過去の経験が大きくアピールポイントになるのですが、未経験者でもアピールできるポイントはいくつもあります。
まずドライバーとしてもっとも基本となる「運転が好き」ということです。ドライバーは荷受けや配送の仕事をすることもありますが、やはり運転がメインの職種です。
運転が好きというのはそれだけでアピールポイントとなるのです。車好き、運転好きという人はそこをアピールしていきましょう。
トラックが好き
車好き、運転好きの中でも特にトラックドライバーの強みになるのは「トラック好き」です。トラックは運転の仕方が普通車とは違うということもあって、少し特殊な部分があります。
トラックの運転が好き、トラックが好きということはトラックドライバーには重要な部分でもあるのです。
体力がある
トラックドライバーはやはり体力仕事であるのは間違いありません。長時間の運転や荷物の積み降ろしなど体力がなければつらい仕事なのです。
トラックドライバーの経験がなくても「体力に自信がある」「腕力に自信がある」というのは非常に有利になるのです。
クラブ活動や他の仕事を通じて体力には自信があるということをアピールしていきましょう。
就職希望会社の事前調査も大切!
自分が就職しようとしている会社を先に調べておくというのは当たり前のようですが、意外と抜けている部分でもあります。
その会社の概要、募集要項などからその会社が扱っている商品、事業などについてインターネットなどを通じて先に調べておけば採用された後に違和感も少なくなります。
また採用担当者から面接時に会社について質問された時にも困らずに答えることができるようになります。必ず前もってその会社のことを調べておくようにしましょう。
まとめ
運送会社に就職や転職をしようとする場合はまず履歴書が重要となります。これをしっかりと書くか適当に書くかによって採用担当者の印象も大きく変わります。
まずは正確に、丁寧に書くことを心掛け、そのうえで自分をアピールする道具としてうまく活用するようにしましょう。