灯油配達のここがきつい!仕事内容や辛いポイントを解説!

   

どんな仕事をしていても良いと思う点があれば嫌だなと思う点もありますよね。例えば灯油配達の仕事は一見簡単そうに感じる仕事かもしれませんが、きついところもあるものなのです。

今回は灯油配達の仕事のここがきついという点をご紹介いたします。

灯油配達の仕事とは?

まずは灯油配達の仕事とはどんなものなのかについてをわかりやすく説明いたします。

企業への配達

企業の中には冬場の暖を取るのに石油ストーブを使っているところがあります。そういう企業では一度に大量の灯油を購入することがあるので、灯油の配達をガソリンスタンドに依頼することもあるのです。

灯油の配達を希望する企業の種類は様々で、市場関係から土木関係や一般の企業にも配達の依頼があった場合には、その都度配達に向かうことになります。特に冬場は出動回数が多くなるかもしれませんね。

個人宅への配達

石油ファンヒーターや石油ストーブを使っているご家庭なら一度は利用したことがあるかもしれないのが、個人宅への灯油の配達です。

もちろんガソリンスタンドへ灯油を買いに行かれる方も結構いらっしゃるようですが、最近は住宅地に配達に訪れるスタンドも結構あります。

その際には独特の音楽を流しながらゆっくりと巡回します。灯油が欲しい場合には入れ物(タンク)を玄関先へ置いて置いたり、呼び止めて給油してもらったりもします。

お客様から声がかかったりタンクを見つけたら声掛けして給油します。

灯油配達のここがきつい!

ここでは灯油配達をする仕事のどこがそれほどきついのかについてをご紹介いたします。

ポリタンクでの配達

灯油は基本的にはポリタンクに入れて配達を行います。1本の灯油のポリタンクの大きさは18リットルがほとんどです。

ポリタンクはプラスチック製なのでそんなに重くはありませんが、灯油を入れたら20キロ近い重量になります。

何がきついのかというと、個人宅の場合戸建ての家なら玄関先まで運べば良いですが、高層階でエレベーターで運ぶことができない場合は体力がなければ疲れてしまいます

しかも重い灯油を抱えてなのでつらいと感じるのは当然でしょう。

路面状況が悪くなると需要が高まる

路面の状況が悪くなるというのは寒い時期に雨が続いたり雪が降り続くと、路面が滑りやすくなるため運転に自信が無いという方は、灯油を配達して欲しいと考える方が増えるので、どうしても灯油配達の依頼件数が増えていくのです。

その時、雨や雪が降るのが止まれば良いですが、降り続いている時には灯油に雨水などが入らないように配慮する必要があるでしょう。

この傾向は天候が悪くなればなるほど多くなっていくので、寒さ対策や水濡れ対策をすると良いでしょう。

冬は寒さが厳しい

灯油販売は基本的に冬場が勝負となりますし、寒くなればなるほど需要が高くなるお仕事になりますので、寒さとの闘いになるのは間違いありません。

特に雪の多い地域は灯油が切れたら命まで脅かされかねないので注文が多くなります。

その都度風邪などをひかないように寒さ対策や水濡れ対策をして灯油販売をしなくてはなりません

関東も寒いですが北海道や東北は他の地域よりも寒いだけではなく、大きなタンクが外に設置されているので、満タンにする時間の寒さは格別のようです。

灯油配達の給料は高い?

気になるのが灯油配達の給料は高いのかどうなのかですよね。灯油配達の仕事をするならガソリンスタンドなどで仕事をしている必要があります。

正社員の場合は15万円~25万円が相場となっていますので、この範囲内の給料だと考えて間違いありません。

ただし働いているガソリンスタンドの規定の中で、配達に行った場合の手当てが付く場合はもう少しお給料が高くなるかもしれません。年収に換算すると180万円~300万円程度です。

これは正社員として雇用されている場合に限ります。

もしもパートやアルバイトでガソリンスタンドにお勤めの場合、時給は1000円~1300円が相場となるので、それほど高いお給料だと感じないかもしれませんね。

ただ人に喜ばれる仕事であることは間違いないのでやりがいは感じる仕事です。

灯油配達に必要な免許や資格について

ここでは灯油配達をするために必要な資格や免許についてご紹介いたします。

中型免許

灯油など石油系の商品を輸送する車両は意外とトン数が高めなので、中型免許以上の免許の取得をした方が良いでしょう。その方が就職する時に有利になります。

中型の免許は一般的な住宅街への灯油販売に適しています。

中型免許の取得をするためには普通免許の取得後2年以上の運転経歴があることと、20歳以上の年齢に達していることが条件です。

その他にも身体的な条件を満たしている必要もあるので、視力が悪い方は眼鏡やコンタクトなどがあると良いですね。

中型の運転免許の取得をする方法は2つあります。一つが一発試験で一回につき4万円かかりますが、教習所の方が合格率が高く費用も一発試験よりも安く取得できます。

費用は合宿で14万円前後で通いで17万円前後で取得が可能です。

大型免許

企業や北陸や東北そして北海道の個人宅のタンクへ灯油販売をする場合、どうしても大型のトラックで灯油販売を行いますので、中型よりも大型免許の取得をした方が就職率が上がります。

大型の免許の取得の条件をご紹介いたしましょう。

大型免許の取得のための資格は21歳以上であること、普通免許などの運転歴が3年以上あること、そして視力や色の識別機能がしっかりしていることなどの身体的な条件を満たしている必要があります。

大型免許も一発試験がありますが、やはり教習所を利用した方が確実に安く免許の取得ができるでしょう。費用は一発試験で一回4万程度、合宿で19万円前後、通学で25万円前後で取得ができます。

危険物取扱者 乙種

ガソリンや灯油などは危険物に属しています。なので灯油の販売をするのならば危険物取扱者の資格の取得をする必要があります。

危険物取扱者の資格には甲種、乙種、丙種の3種類ありますのでそれぞれを簡単に説明しましょう。

甲種は第1類~第6類までの全ての危険物が取り扱える資格になります。乙種は第1類~第6類の中で資格を取得できたものの取り扱いができます。

甲種との違いは無資格者の立ち合いができないことや、対応範囲が狭いという点でしょう。

丙種は第4類の特定の危険物だけです。乙種の取得をした方が良い理由は実務経験を2年積めば甲種への扉が開かれること、丙種より幅広い危険物の取扱ができるので就職率が上がるという点です。

まとめ

今回は灯油配達の仕事がきつい理由を何点か、そして灯油配達の仕事の給料はいくらくらいなのか、灯油配達の仕事をするのに必要な免許についてと取得した方が良い資格についてご紹介いたしました。

この記事が灯油販売の仕事に興味がある方のお役に立てれば幸いです。

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