ルート配送は女性に向いてる?ルート配送のよくある疑問・質問に回答いたします!
ルート配送ドライバーは、体力仕事のイメージが強いため男性が多いですよね。
しかし、最近では女性のルート配送ドライバーも増えてきています。これから転職を考えている人は、ルート配送のドライバーは女性でもできるの?と疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ルート配送業が女性でもできるのか、女性が気になりそうなQ&Aなどについてまとめています。
Contents
ルート配送業について
ルート配送は、決められた場所に決められたものを運ぶ仕事のことを指します。
荷物は手積みで行うことも多く、体力の必要な仕事ともいわれています。では、女性は働くことはできないのでしょうか?
ルート配送の仕事内容
ルート配送は簡単に言うと、毎日決められた同じルートを走って荷物を届ける作業のことです。
運ぶものはさまざまで、食品や機械部品、個人向けの荷物など、会社によって運ぶ荷物は異なります。
具体的な業務内容としては、まず朝出勤して自分のルートと配車を確認します。そしてその日に運ぶ荷物をトラックに積み込んで出発します。
配送先についたら荷物を下ろして次の現場に向かいます。これを複数回繰り返すのがルート配送になります。
主なルート配送をしている業界
主にルート配送をしている業界は医薬品、自動販売機、コンビニなどの小売り、レストランなどがあげられます。
例えばレストランなどが配送先にある場合は、レストランの注文している食品を毎日開店前に運び込むといった作業を行います。
他にもコンビニには毎日決まった時間に商品の補充を行いにいく、自動販売機の場合は決められたエリアの自動販売機を回って飲料を補充していくといった作業になります。
また、特殊な例として医薬品がありますが、この場合、就職後研修があって医薬品の扱い方を学ぶ機会があるので安心してください。
ルート配送業は女性でもできる!
では、実際に女性はルート配送の仕事につけるのでしょうか?
女性もルート配送につくことはできます。実際女性のルート配送ドライバーは増えていて、女性に配慮する企業が増えてきたことも伺えます。
例えば、ルート配送は荷物の手積みがきついと言われていますが、女性のドライバーには荷物の軽い仕事を任せるといった配慮や、エリアが小さくて移動をそれほどしなくてもいい仕事を任せるといった配慮をしてくれる会社もあります。
しかし、もちろん中にはそういった配慮のない会社もあります。そのため、会社に入る前に女性への配慮があるのかどうかを調べる必要があります。
調べないで入ったら実はすごく重い荷物を運ばなくてはならなかった、などといった失敗がないように面接などを利用してしっかり情報収集をしましょう。
女性が気になるルート配送業のQ&A
女性がルート配送を始めるときに疑問に思うであろうことをQ&A形式でまとめたので、不安や疑問が残っている方は以下で確認してみてください。
ルート配送業は体力が必要?
ルート配送は夜通し運転しなくてはならないといった大型ドライバーのような体力的きつさはそれほどありません。ルート配送は近場が多いので運転時間はそれほど長くはないです。
しかし、真夜中の運転はない一方で、1日中運転してることもあれば、荷物の手積み手降ろしがあるため筋力や運動するための体力が必要になってきます。
大型ドライバーとは違った体力がルート配送には求められるということです。
ルート配送業は大変な仕事なの?
よく「ルート配送は大変」と言われることがありますが、具体的にどこがそんなに大変なのでしょうか?
ルート配送は基本的に1日に複数件の配送先を回ります。そのため移動距離が長く、配送先に着くたびに手降ろしを行わなくてならないです。さらに回る箇所は基本的に同じなので飽き性の人にとってはつらいかもしれません。
また、繁忙期では極めて忙しくなったり、早朝・深夜の作業がある会社もあることなどがルート配送がきついといわれる理由です。
ルート配送業の良いところは?
ルート配送にはもちろんいいところもあります。
例えば、ルート配送は毎日同じ業務をこなすので残業が非常に少ないです。ここは他のドライバー職と特に異なる点でしょう。
これは会社にもよりますが、休日はしっかり休みが取れることがあります。また夕方の早い時間に家に帰れるので家族との時間を大切にできるといったメリットもあります。
ルート配送ドライバーの給料はどれくらい?
ルート配送の正社員ドライバーの平均月収は20~40万円ほどです。業績のいい会社ですとこれに加えて賞与もでます。
アルバイトの場合は時給1200円~や日給8000円といった形で給料がでます。アルバイトは正社員と比べて休日が出やすいので給料は低めに設定されています。
ルート配送ドライバーの平均勤務時間は?
ルート配送は毎日決まった業務を行うので時間も決まっています。ルート配送の勤務時間の一例としては、7:00~16:00の出勤時間などがあります。
中には16:00で退社できる会社もあり、ここは会社ごとに詳しく調べてみるのがいいでしょう。休日はしっかりもらえる会社が多いようです。
ドライバー業務が未経験でもなれるの?
ドライバーの仕事には未経験だと応募できないといった会社もありますが、ルート配送は未経験でも大丈夫なことが多いです。
ルート配送は、特殊な技術や運転の経験が必要な大型ドライバー等とは異なり基本的な運転技術のみで仕事をすることができます。そのため運転ができれば雇ってくれる会社が多いです。
ただし、手積み、手降ろしのための基本的な体力は必要になってくるでしょう。
ルート配送で働くための条件
では次にルート配送で働くための条件を見ていきましょう。ルート配送はそれほど免許等に厳しい仕事ではないです。
必要な免許やスキル
必要な条件はもちろん会社によって異なりますが、中には普通免許だけでも働けるという会社もあります。運転ができて体力がある程度あれば大丈夫ということもあります。
しかし、中には中型免許が必要になる会社もあり、入社後に会社もちで中型免許を取得させてくれるところもあります。
とはいえ、基本的には車の運転をするため荷物を傷つけずに配送するための運転技術は求められます。
ルート配送ドライバーになるための心構え
ルート配送はドライバー職の中では比較的誰でも始めやすい仕事です。しかし、ルート配送にはルート配送独特の特徴があるのでそこは心構えが必要です。
例えば、1人の時間が多いため話し好きの人はつらいこともあるかもしれません。また、朝が早い場合に生活リズムを仕事にそろえなくてはならなかったり、繁忙期にはドライバーに負担がかかってきます。
このようにルート配送をするには覚悟が必要になってくる場合もあることを覚えておきましょう。
ルート配送ドライバーに転職するには?
では最後に、希望した待遇でルート配送ドライバーになるための方法をご紹介します。
現在、ドライバーの転職・就職のための活動はネット上で行うのが主流となっています。皆さんも求人を検索して探したことがあるのではないでしょうか?
しかし、自分一人でいい仕事を見つけるのは至難の業で、運送業界で働いている友達に会社を紹介してもらうなどの人の助けが必要なことが多いです。
中でも、転職サイトには非公開の求人が登録されているので一般の方が探しても見つけることのできない仕事もあります。
そのため、転職サイトに登録して非公開も含めて、ドライバーの求人に精通している転職会社に手伝ってもらうのが、希望の給料や休日などを手に入れるのに最適です。
まとめ
ルート配送はある程度の運転技術と体力が必要になってきますが、会社によっては女性の働きやすい環境が整えられている場合もあり、女性でも十分にルート配送で活躍できます。
仕事を探す際には是非転職サイトの手助けも借りてみてください。