荷割れ(口割れ)ってどんな意味?覚えておきたい専門用語とは?

   

荷割れ(口割れ)と言われても運送業界の人間でなければあまり聞いたことがない言葉かもしれません。

しかし運送業、ドライバーなどでは当然しっておかなければならない言葉でもあります。

そこでここでは、荷割れの言葉の意味や、それが起きてしまう理由などについて紹介していきたいと思います。

聞きなれない用語の多い運送業界

どのような業界でもそうですが、「業界用語」と呼ばれる言葉があり、その業界ではよく使われるが他ではあまり聞かないという用語があります。

運送業界でもドライバーが使う言葉や倉庫、工場、荷受け場などでよく使われる言葉があります。

業界に関係のない人であれば知らなくてもまったく問題がない言葉ではありますが、運送業界で働いていく上では知っていないと不都合が多いものでもあります。

いきなりすべての業界用語を覚えるのは難しいかもしれませんが、徐々に覚えておくようにしましょう。

荷割れってどんな意味

荷割れ(口割れ)とは「複数の荷物を同じ宛て先に届ける際に何らかの事情で個数が足りていない」ということを意味しています。

例えば「5個口」と親伝に書かれているのに「4個」しか届けていないという時には荷割れが起きていることになります。

その複数の荷物を送る際の大元である「親伝」と、それぞれの荷物に貼られている「子伝」の数が合っていないということが起きてしまっているということです。

荷割れが発生してしまう理由とは?

荷割れが起きる原因にはいくつかの理由が考えられます。まず配達する拠点まで輸送する段階でその便にすべて載せなかった、もしくは別の便に載ってしまったという場合です。

この場合は元の拠点に荷物が残ってしまったり、別の拠点に運ばれてしまうということになりますので、改めて正しい拠点に運ぶ必要があります。

また、同じ拠点に向かう場合でも同じ便に載せることができなかったために時間差で着いてしまうということがあります。

この場合は遅れて到着することにはなりますが、時間指定がかかっていたりすると間に合わない可能性があります。

他には、配達場所からそれぞれの地域に配送に向かう際にドライバーが伝票の見落としなどによって荷物を積み忘れるということがあります。

この場合も配達拠点に荷物はあるにはあるので、届けるのがかなり遅れてしまうという可能性があります。

覚えておきたい運送業界の専門用語を紹介!

誤配

「誤配」はその名前の通り、誤って配送をしてしまうこと、つまり間違えた配送先に配送をしてしまうことです。

間違えて届けた先の人がすぐに連絡をしてくれるなどの対応をした場合は比較的早く解決することがありますが、そこで届けた荷物を放置されると解決するまでに時間がかかることになります。

テレコ

誤配のバリエーションの一つです。2ヶ所の宛て先の荷物が入れ替わってしまうことです。

例えば、Aの荷物がBに、Bの荷物がAに届いてしまうというもので、どちらかの届け先が間違っているという連絡をすぐに入れてくれれば比較的早く解決しますが、

どちらにも一応は荷物が届いているために発見が遅れることもある誤配です。

バラ積み

フォークリフトなどを使ってトラックに積み込むのではなく、手作業で荷物を積みこむことを意味しています。

平ボディの小型トラックなどでよく使われる積み込み方で、細かい荷物を速く積み込むことが可能です。

大きい荷物や大量に荷物がある場合はパレットなどで積み込んだ方が効率は良い場合があります。

濡損

「じゅそん」と読みます。1つの荷物から漏れ出た液体などによって他の荷物が濡れてしまうという事故を意味しています。

シャンプーなどの液体、飲み物などの液体などが蓋がしっかり閉まっていない、容器が破損しているといった理由によって漏れ出てしまって発生します。

乗り越し

伝票コードの記入ミスなどの理由によって、間違えた配達拠点に荷物が届いてしまうということを意味しています。

正しい配達拠点に移動しなければいけないため、荷物の配送が遅くなる可能性があります。

受領

簡単に言えば受け取りのことです。荷物を配送先に届けて「印鑑」「サイン」などをもらうことで配送を完了とすることを指しています。

地方や会社によって専門用語に違いも!

こういった業界用語も日本全国どこでも同じというわけではなく、地域や会社によって同じ意味でも違う言葉を使う場合があります。

例えば「荷割れ」も「口割れ」と言うことがありますし、「受領」も「判取り」と言う場合があります。意味は同じものですので、うまく使い分けていきましょう。

まとめ

運送業界、ドライバー業界にも業界用語があり、それらは業務で普通に使用されています。

この業界で働いていくに当たっては、徐々にそれらを覚えて使えるようになっていくことが望まれています。

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