タクシー会社の歩合率を比較して紹介!平均歩合率はいくらくらい?

   

タクシー運転手の給与の計算は会社によって違うものの「歩合制」をとるところが多くなっています。

同じ時間だけ働いても計算方法が違うと給料がかなり違ってくることになりますので、まずはどういった計算方法があるかを知り、自分にとって良い条件で働くということが重要となります。

そこでここでは、タクシー運転手の給料の歩合率と、その比較を紹介していきたいと思います。

歩合制が一般的なタクシー運転手

タクシー運転手の給料体系には固定給、固定給+歩合、完全歩合などさまざまな形態があります。

その中でも多いのが「基本給+歩合」という組み合わせです。歩合の部分の割合は会社によって差があります。

このため同じ時間を働いていたとしてもタクシー運転手の給料は同じにはなりません。多く客を乗せて売り上げを上げた運転手の給料が高くなるというようになっています。

タクシー運転手の給料の平均値の幅が大きいのも、この歩合の部分が関係していると言えます。

大手タクシー会社の歩合率を比較してみると?

歩合の部分については会社によって差があります。ここでは大手タクシー運転手の歩合の割合と給料について紹介していきます。

  • 「大和自動車交通株式会社」
    給与:25万円以上、ただし研修期間中は日給1万円
    給与保証:乗務開始後3ヶ月間は月32万円を保証(年内4ヶ月間 40万円もしくは6ヶ月間 35万円から選択)
    固定給:18万円
    歩合率:59%ほど
    賞与:4月、8月、12月の年3回
    昇給:年一回
    入社祝金:計30万円(事業所配属時に10万円、本採用時に10万円、本採用後勤続1年経過時に10万円を給付)
  • 「日本交通株式会社」
    給与:182,000円+歩合給、ただし研修期間中は日給1万円
    給与保証:研修終了後3ヶ月間は月40万円の月給保証制度
    歩合率:62%
  • 「帝都自動車交通株式会社」
    給与:月給197,000円(147,000円+一部手当)+歩合給、ただし研修期間中は日給1万円
    給与保証:配属後4ヶ月間40万円もしくは6ヶ月間35万円から選択
    歩合率:59%ほど
    賞与:3月、7月、12月の年3回
  • 「国際自動車株式会社」
    給与:170,500円〜201,500円+諸手当、ただし研修期間中は日給1万円
    給与保証:3ヶ月間32万円(日勤の場合は25万円)
    歩合率:59%ほど
    賞与:臨時給として年3回
  • 「株式会社グリーンキャブ」
    給与:約220,000円+歩合給、ただし研修期間中は日給16,000円(2種免許取得前は1万円)
    給与保証:配属後1年間は月35万円保証(未経験者のみ)
    歩合率:60%以上
  • 「日の丸交通株式会社」
    給与:188,700円+諸手当+歩合、ただし研修期間中は日給12,000円
    給与保証:配属後6ヶ月は月30万円保証
    歩合率:60%

のようになっており、多くのタクシー会社で歩合率は60%前後となっていることがわかります。

タクシー運転手の給料計算方法とは?

歩合+基本給+賞与のA

固定給が多めにあるタイプです。未経験者などで不安を持っている人でも安心して働くことができるタイプの給料体系と言えるのですが、歩合の割合が少ないため、

売り上げを多く上げるという人はやや物足りず、売り上げがあまり上がらない人は会社が損をしてしまうということもあって、このタイプは減少傾向にあります。

完全歩合制のB

こちらはその地域で公的に定められている最低賃金の時給が基本給となって、残りはすべて歩合という形態となっています。

とにかくお客を多く乗せて売り上げを上げればその分だけ給料を大きく増やすことができるため、売り上げを上げるのに自信がある人には特におすすめです。

ただし、売り上げをそれほど上げることができなかった場合には給料は最低賃金レベルになってしまうためかなり少なくなる可能性があります。

また、経験者であっても毎月給料が大きく変動するため安定性はまったくありません。

ボーナスに強いA+Bのハイブリット

近年多くのタクシー会社で採用されている「基本給+歩合+賞与」という形態です。似ていますがAのタイプよりも歩合部分の割合が大きくなっています。

基本給がある程度あるので安定性もまずまずあり、歩合部分が大きいので売り上げを上げる自信がある人にも対応しています。

また、賞与がありますので、年収も安定してきます。歩合の割合については会社によって違いがありますので、事前に確認しておくのが良いでしょう。

タクシー運転手歩合制のメリットとは?

仕事をした分だけ給与が増える

まず他の仕事よりも「歩合」の割合が圧倒的に高いということから、仕事をして実績を上げたらその分だけ給与が増えるというわかりやすさがあります。

お客を乗せる場所や時間帯などを工夫することで多くのお客を乗せることができれば、そのまま給与が増えるので自分の努力が形としてわかりやすいというメリットがあります。

売り上げを上げる自信がある人にはおすすめの給料体系だと言えるでしょう。

短時間でも高給を得ることも可能

例えばコンサートやライブなどのイベントなどでお客が集中している時間帯に何度もお客を乗せて業務をすることで多くの売り上げを上げることが可能となっています。

また、運賃が割増しになる深夜帯などに勤務をすれば短時間でも高い売り上げを上げることも可能です。

他に仕事を持っていたり、短時間で高い収入を得たいという人にとってもおすすめの仕事だと言えます。

タクシー運転手の歩合制のデメリットとは?

給料が不安定になりがち

給与に歩合の割合が高いというのは時にはメリットにもなるのですが、「安定性」という点で言うとかなりのデメリットとなります。

お客が常に多く乗ってくれるかどうかは、その時の自然環境やイベント、景気など他の要素に左右されることも多いため当てにはできません。

そのため、毎月の給料が大きく変動するということがあるため、安定性を求める人にとってはあまり向いている仕事とは言えません。

もしタクシー運転手の仕事を希望していて安定性を求めている人はできるだけ「基本給」の割合が高い会社を選ぶのが良いでしょう。

仲間同士で顧客の取り合い

当然のことではありますが、お客が一人(一組)いて、タクシーが二台いた場合はそのお客を取り合うことになってしまいます。

イベントなどでタクシー利用客が多くいるときであれば問題ないかもしれませんが、お客が少ない時期、時間帯、場所などの場合はタクシー同士でお客を取り合ってしまうことになるのです。

これもデメリットと言えるでしょう。

歩合率以外でチェックするところは?

どこの会社にも属さずに個人タクシーとして働く場合は個人事業主となりますので、すべての責任を自分で負うことになるのですが、

会社で勤務する場合には保険や保証などについても先にはっきりと決定しておく必要があります。

給与面ももちろん重要ですが、福利厚生や事故の際の責任の所在などについても必ず確認しておきましょう。

まとめ

タクシーの運転手をする際にはその給与体系の違いを先に確認する必要があります。

会社によって基本給や歩合の割合が違ってくるため、同じ仕事をしても給料が違ってくるからです。

最大給料を求めるか、安定性を求めるかなどは人によって希望は違うため、自分の希望に合った条件の会社を探すようにしましょう。

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