トラックのカーテンの付け方について!愛車を快適空間に
トラックドライバーになって初めて気づくことの一つにカーテンがあります。実はトラックのカーテンは最初からついているものではないケースが多いのです。
ほとんどの場合はドライバーが自分で付けています。今回はトラックのカーテンのつけ方をご紹介いたします。
Contents
トラックのカーテンは必需品!
トラックにカーテンを付けているのを見ると、あれはどうして付けているのだろうか?なんて思うことってありませんか?ところで皆さんはご自分の所有している車でどんなことをされているでしょうか。
例えば行楽に出かけた際に、家族で車内で食事をしようとします。その時外側から丸見えの状態で食事をしたくありませんよね。実はトラックのカーテンも同じ理由で取り付けています。
トラッカーにとってトラックは職場でもありマイルームでもあるのです。
食事をする妨げになるものを遮断したり、眠る妨げになる陽光などを遮断するためにカーテンを取り付けているわけなのです。
他にも着替えをしたりする時の目隠しにもなりますので、カーテンは欠かすことができないアイテムなわけです。
トラックのカーテンの選び方とは?
ここではトラックのカーテンを選ぶ時、どんなことに気を付けて選べば良いのかについてをご紹介いたします。
遮光率で選ぶ
トラックドライバーが休憩する時はたいてい仮眠を取りたいと思った時ですよね。仮眠を取る時間帯にもよりますが夕方の渋滞を避けるためには昼間寝る必要があるわけですよね。
そんな時には日の光を少しでも遮れる遮光性の高いものを選びます。
カーテンの遮光率は1級で99.99%以上の光を遮ることができ、2級の場合では99.80%以上の光を遮ることができます。
そして3級の遮光率では99.40%以上の光を遮ることができる能力があるということになるわけです。
たったこれだけの差でどのくらい違うのかというと、1級では人の顔や表情が識別できませんが、3級だと人の顔がわかります。これくらいの差があるのです。
サイズで選ぶ
トラックの窓はメーカーによって大きさが違います。窓のサイズに合ったものを選ぶというのが一つの方法です。
でも窓枠にピッタリのサイズを選ぶと逆にすき間が気になってイラっとすることもあるので、サイズ選びは慎重にしなくてはなりません。
光や人の目を遮りたいなら少し長めのサイズを選ぶと良いですね。
また、カーテンの種類によっては長いと見えにくくなって運転しにくくなるといった問題が起こることもありますので、カーテンを取り付ける場所に応じてサイズを考えます。
例えばフロントなら運転中の視界に光が届かない長さ、サイドなら少し長めのサイズといった感じです。
デザインで選ぶ
トラッカーなら誰もが一度は憧れるであろう金華山生地は豪華な刺繍があつらえてあって、いかにも高級そう!というイメージがあります。
でももう少し落ち着いた感じというか穏やかな感じのカーテンが欲しいという方もいるでしょう。
実は派手な刺繍のように感じる金華山ですが、最近ではずいぶん色々なデザインのトラックカーテンが出ているので、お好みに合ったタイプのトラックカーテンが見つかるはずです。
それでももっと普通で機能的なのが良いという場合は黒系がおすすめです。
黒系だけではなく遮光性能がればいうことありませんよね。ちなみにレースデザインは裏地が付いている遮光性が高いものをおすすめします。
トラックのカーテンの付け方について
実際にトラックにカーテンを取り付ける時の注意点と取り付け方についてご紹介いたします。
カーテンの向き
まず初めてカーテンをトラックに取り付ける時に間違いやすいのがカーテンの向きです。自宅のお部屋にカーテンを取り付ける時には柄がある方を内側に向けて取り付けますよね。
でも実はトラックカーテンの場合は逆なのです。
カーテンの柄がある方を外側に向けて取り付けます。
柄が付いていないタイプのトラックカーテンなら逆に付けても見た目に問題はないかもしれませんが、柄や刺繍がついていたらせっかくの美しさを周囲に見せるべきですよね。
ちなみに遮光性が高いカーテンの場合は向きを間違ってしまうと裏地が外側に向いてしまうので、せっかくの遮光性能が半減したり見た目も残念なことになりかねません。
つける時は説明書をよく読んでから取り付けると良いですね。
カーテンレールの取り付け方
カーテンを取り付けるにはカーテンレールが無ければ取り付けられません。
たまにテープなどで貼りつけている人もいましたが、それだとすぐに取れたりずれてしまったりしてせっかくのカーテンの機能が台無しになってしまうでしょう。
まずはカーテンレールを取り付けましょう。注意すべきはカーテンレールの幅です。せっかくレールを取り付けても幅が合わなかったら意味がありません。
自分のトラックの窓の幅を測定して購入しましょう。カーテンランナーも同じです。
カーテンレールを取り付ける時にはドリルなどで穴を開けなくてはならないこともあるので、開ける場所を合わせてから開けましょう。レールを取り付けたらカーテンを取り付けて終わりです。
カーテンを取り付けること自体は違法ではない!
トラックのカーテンはサイドだけではなくフロントにも付けているのを見かけます。気になるのはガラスに濃い色のシールを付けるのは違反になることがあるのにカーテンは大丈夫なのか?という点でしょう。
疑問に思うのは当然ですが、カーテンを取り付けること自体は違法ではありません。
ただしあまりにも長いカーテンをフロントにつけていると、看板が見えなかったり標識が見えなかったりすることがあるので、あまり長いものを付けるのは避けましょう。
サイドのカーテンも運転中に視界を遮ることが無いように、しっかりと開けた状態で漬ける必要があります。これだけを守れば特に違法で罰せられることはほとんどありません。
万が一違反すると1点減点と7000円の罰金になりますよ!
車両に合わせたカーテンを選ぼう!
ここまで説明しました通り、トラックにカーテンを取り付けることによって、より快適に休憩時間を過ごすことができ、人の目を気にすることもなくなることもわかりました。
とはいってもそのトラックで大切な荷物を輸送するわけですので、法律に違反して罰則を受けるようなことがあってはなりませんし、カーテンが邪魔をして重大な事故を引き起こしてもいけませんよね。
そうならないためにもトラックのメーカー、車両の窓のサイズに合わせたトラックカーテンを選ぶことが必要になるわけです。
間違いなく選ぶ方法はカーテンに記載された適合メーカーのチェックをしっかりと行いましょう。
まとめ
今回はトラックに取り付けるトラック用カーテンの必要性、カーテンの選び方、サイズ、そして違法になるのかどうかについてをお話いたしました。
この記事がトラックにカーテンを取り付けようか悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。