大型トラックの免許を取得できる年齢とは?上限と下限について解説!

   

大型トラックを運転するためには大型免許が必要になります。しかし大型免許の取得は誰でもできるわけではなく年齢制限などの条件が細かく決められています。

そこでここでは、大型免許取得について紹介していきたいと思います。

大型トラックの需要が高まっている理由

物流の増加

大型トラックの需要は年々増加しています。これはネットショッピングが盛んになるにつれてそれだけ運送量が増加していることが関係しています。

実際に住宅地などに配送するのは小型トラックなどですが、配送センターなどに大量に運ぶ際などには大型トラックが使用されています。

少子高齢化による働き手不足

運送業界はここ最近常にドライバー不足に悩んでいます。これは少子高齢化が進むことでドライバーが不足していることに加えて、現役ドライバーの高齢化、物流量の増加などが関係していると言われています。

そのため大型トラックを運転できるようなドライバーの価値が上がっているのです。

道交法の改定でさらにドライバー不足に!

実はここ10数年のうちに道路交通法で大きな改定が2度ありました。これがドライバーの不足につながっているのです。

平成19年6月までに普通免許を取得していた人は普通免許で8tまで運転することができたのです。これは実際には2tトラックや4tトラックを普通免許で運転できるということです。

しかしこの時の改定で「中型免許」が登場しました。これによって普通免許は5tまでしか運転できなくなったのです。

そして平成29年3月の改定では「準中型免許」が新設されました。これによって普通免許では3.5tまでしか運転できなくなりました。

つまりこれらのトラックを運転するのに普通免許以外の免許を取得する必要が出てきたのです。これによって中型トラック以上の大きさの車両を運転できる人自体が減少してしまい、ドライバー不足につながっていったのです。

大型免許取得は最短で21歳から

普通免許は18歳から取得することができるのですが大型免許は21歳以上でなければ取得することはできません。また、普通免許以上の免許を取得してから3年以上が経過していなければいけません。

大型免許取得について

取得条件

ここでは大型免許の取得条件について述べていきます。

  • 年齢 : 21歳以上であること
  • 資格 : 中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許を現に取得して、これらの免許のいずれかを受けていた期間(運転経歴)が通算して3年以上あること。
  • 視力 : 「視力」左右それぞれの視力が0.5以上、両眼の視力が0.8以上あること(眼鏡・コンタクトによる矯正可)「深視力」三棹(さんかん)法の奥行知覚器で3回測定し、平均の誤差が2cm以内であること。
  • 聴力 : 両耳の聴力:10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえること(補聴器使用可)
  • 色彩識別 : 赤・青・黄の区別ができること

取得方法

大型免許を取得するには大きく分けて3つの方法があります。「教習所に通う」「合宿に行く」「一発試験を受ける」というものです。

普通免許と同様に教習所や合宿を利用する場合は技能試験、路上教習を受けた上で適性検査を受けて合格すれば取得できることになります。

一発試験を受ける場合は適性検査と技能試験を受けた上で仮免許を交付され、その後に本免許技能試験を受けて合格するという流れになります。

費用は圧倒的に安くなりますが余程運転技術に自信がなければおすすめはしません。なかなか合格できなければ結局費用と時間がかかるだけになってしまうのです。

取得期間

大型免許を取得する前に持っている免許によって費用や期間が変わることになります。中型免許を持っていれば費用も安くなりますし期間も短くなります。

教習所に通う場合であればだいたい10日~2週間程度が目安となるでしょう。

取得費用

取得費用は地域、その時点で持っている免許、取得方法によって違ってきます。合宿に行く場合は16~20万円前後、教習所に通う場合は20~25万円前後、一発試験の場合は4万円前後となります。

費用面を考えると一発試験がお得なように見えますが、実際には運転を指導してくれる人や練習用の車両などの手配をすべて自分で行う必要があるために手間がかなりかかります。

また、試験に合格しなければ何度も費用を払うことになるので結果的にはそれなりにかかってしまうことが多くあります。

大型トラックの乗務で年収アップも!

トラックの運転手といっても色々な種類があります。近距離、中距離、長距離、小型、中型、大型などです。そしてそれらの中でもっとも給料が高くなるのが大型、長距離という組み合わせなのです。

ドライバーとして稼ぎたいというのであれば、大型トラックドライバーになることがもっとも確実な方法なのです。就職や転職にも有利になりますし、免許を持っているだけで資格手当が発生する場合もあります。

さらに給料を高くしたいという人は「牽引免許」「フォークリフト運転資格」「大型特殊免許」などを合わせて取得することで運転できる車両が増え、給料アップを見込めることになります。

大型免許取得で転職も有利に!

上記でも述べたように大型免許を取得しているドライバーは常に不足している状態ですので取得していると就職や転職に非常に有利になります。

よほど事故歴が多い、態度が悪いということがなければ入社試験で落とされるということもありません。さらに会社によっては手当が発生するため、ぜひそういった待遇が良い会社を探してみましょう。

まとめ

「車両総重量が11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗車定員30人以上」という条件にかかるものが大型免許を必要とする車両です。

運送業界や建設業界ではこの免許を取得していると非常に有利になります。ドライバーとして仕事をすることを考えている人はぜひ大型免許の取得を目指していきましょう。

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