ゴミ収集車作業員の給料は高い?稼げる?民間と公務員での初任給や平均年収、口コミまで公開!
「労働時間が短い」、「給与が高く、稼げる」などのイメージから、ゴミ収集車の作業員は人気な職種の一つです。
今回は、そんなゴミ収集車作業員の給料を、月収や年収別で紹介しながら、作業員として働いている方たちの口コミから求人状況、仕事に就くために必要な資格までを徹底解説していきます!
Contents
ゴミ収集車作業員の平均的な月収給料を公開!
気になるゴミ収集作業員の平均的な月給は、およそ24万円と言われています。
あくまでもおおよその給与にはなるので、年齢や労働条件によって異なってくる
ことになります。
また、初任給は18万円ほどとされており、40代の平均給与は37万円となっています。
最初は「ちょっと少ないかも...?」と感じる金額かもしれませんが、勤続年数や努力次第で給料がアップする可能性があるため、そこまで低いお給料ではない、と考えたほうが良さそうです。
ゴミ収集車作業員の平均的な年収を公開!
平均月給を踏まえた上での、ゴミ収集作業員の平均年収は、300万円~500万円ほどと言われています。
ただし、年収に関しても、勤続年数や会社の給与条件によってことなってくるため、一概に同一の給与帯になっているとは言えません。
中には、年収1000万円程度の年収で働いているゴミ収集作業員の方もいます。
加えて、業務内容もそこまで過酷なものではないことがほとんどではあるので、仕事に見合う賃金としては高待遇である、とも言われており、実際にゴミ収集車の作業員の業務定着率は非常に高いです。
ゴミ収集車作業員の給料は、働く地域、公務員か民間企業なのかで異なる
先ほどから何度も、ゴミ収集作業員の給与は条件によって大きく幅がある、とお伝えしてきました。
こちらについて詳しく解説していきます。
まず、ゴミ収集作業員の給与は、働く地域によって差があります。
基本的には、都市圏(東京、愛知、大阪など)のほうが地方よりも給料が高い傾向にあるため、ご自身が住んでいる地域なども加味した上で、どのエリアで仕事を探すかは考えておいたほうが良いでしょう。
また、実は、ゴミ収集作業員は、公務員として働く場合と、民間企業の社員として働く場合の2パターンがあります。
民間企業同士では他の職種と同じように、待遇に差があるのはもちろんですが、公務員同士でも自治体によって給与の差があるので注意が必要です。
ゴミ収集車作業員の仕事内容
ここでは、ゴミ収集作業員の具体的な仕事内容について説明をしていきます。
『ゴミ収集』と聞くと、家庭から出たごみを回収する仕事というイメージが真っ先に浮かんでくるかと思いますが、作業員としての業務は家庭のごみの回収とは限りません。
ゴミ収集車作業員の仕事は、一般廃棄物運搬業と、産業廃棄物運搬業の2つに分けられます。以下でそれぞれの業務内容について詳しく解説していきます。
一般廃棄物運搬業
一般廃棄物運搬業の仕事は、家庭ゴミの収集が主な内容になります。資源ごみも家庭ごみに含まれます。
指定された各ルートを回り、ゴミを収集した後に中間処理業者や最終処分業者へごみを運搬していきます。
産業廃棄物運搬業
産業廃棄物運搬業の仕事は、産業廃棄物の収集が主な内容になります。産業廃棄物は、工場現場などから出るケースが多いですが、医療関連のゴミも含まれます。
指定された各ルートを回り、ゴミを収集した後に中間処理業者や最終処分業者へごみを運搬していきます。
ゴミ収集車作業員って実際どうなの?作業員の口コミ集
「臭い、汚い」
「思ったよりも忙しい」
など様々な噂を耳にするゴミ収集車作業員のお仕事ですが、実際に作業員として働いている人たちからの口コミをこちらではまとめていきます。
作業員Aさんの口コミ
委託会社にもよりますが、お役所の仕事なので勤務時間もしっかりしていますし、時間相応の報酬はもらえます。
残業はないですが、思った以上には疲労が蓄積する仕事です。
とはいえ、お仕事自体は簡単ですし、別業種への転職などは考えていません。
作業員Bさんの口コミ
地方都市の民間業者で働いています。
定時帰宅が可能ではありますが、手取り15万円いかないです....。
給与に関してはやはり会社によりけりなので、転職も検討中です。
作業員Cさんの口コミ
私が勤務している会社では、初任給で30万円もらえます。
ボーナスは年2回で、朝の4:00~午後3時頃まで働いています。
作業員Dさんの口コミ
全然臭くない!といえば嘘にはなりますが、汗さえかかなければそこまで臭うことはないですし、シャワーなどが完備している会社であればそこまで懸念することはないと思います。
ゴミ収集車作業員の求人や採用状況
こちらでは、ゴミ収集車の作業員の求人や採用の現状についてまとめていきます。
先程、ゴミ収集作業員として働く場合は、公務員か民間企業どちらかを選ぶことになる、と説明しましたが、近年は政府や自治体が民間企業にごみ収集業務を委託するケースが増えてきており、求人の母数としては自治体による公務員よりも民間企業の募集の方が増えています。
しかし、口コミをみても分かる通り、
『定時で早く帰れる』
『業務が簡単』
などの理由から、定着率が非常に高く、民間企業でも、採用が決まれば求人をしばらく出さないほど人気な職種です。
ゴミ収集車の作業員になるためには
それでは最後に、ごみ収集作業員として仕事に就くためには特別な資格などが必要かどうかをチェックしていきましょう。
ゴミ収集車関連の仕事ならどこでもいいということであれば、就職はそう難しくありません。
しかし、給与や労働面での待遇を吟味したり、正社員として勤めたい場合には、ある程度入社へのハードルが高くなる可能性があります。
また、ドライバーを兼務する場合には、自動車免許を取得する必要があるので注意が必要です。
加えて、公務員としてごみ収集作業員の仕事に就きたい場合は、各自治体の試験を受け、合格する必要があるため、民間企業に比べて入念に対策を行わなければいけません。
まとめ
ゴミ収集作業員の仕事は、一見地味な仕事に感じるかもしれませんが、高い給与が期待できますし、定着率も高いため、おすすめの仕事です。
とはいえ、倍率も高いことから、複数求人に応募を出す、ゴミ収集車の作業員の業界研究をしっかり行った上で選考に臨むなどの対策が必要となります。