中型トラック運転手になるために必要な免許と取得方法/期間/費用はどのくらい?

   

中型トラックドライバーへの転職を考えている方にとって、どのような免許が必要なのかは多くの方が気になるポイントです。

既に取得済みの運転免許で運転が可能なのか、また運転できない場合は、何の免許を取得しなければいけないのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこでここではトラックを運転するために必要な免許を紹介するとともに、取得までの流れを解説します。

トラックの運転に必要な免許とは?

トラックの運転には主に3種類の免許が存在しています。それぞれの取得条件や特徴について見ていきましょう。

大型免許とは

大型免許とは、トラック、ダンプカー、バス、タンクローリーなどを運転する際に必要な免許です。普通自動車免許や大型特殊免許をすでに取得していることなど、取得の際にはいくつかの条件があります。

中型免許とは

いわゆる「4トン車」を運転するためには、中型自動車運転免許の資格が必須です。この資格を取得することで、車両総重量が11トン未満のトラックの運転が可能となります。

準中型免許とは

道路交通法案改正前に、普通自動車と中型自動車の間に新たに設けられたのが準中型免許です。18歳以上から免許の取得が可能で、運転可能な車は、車両総重量 7.5トン未満/最大積載量 4.5トン未満のものとなっています。

中型免許取得までの手順

中型自動車免許を取るためには大きく2つの方法があります。「指定自動車教習所へ通い、技能卒業検定に合格する」方法と、「運転免許試験場で技能試験を直接受験する」方法です。

後者の取得方法は、通称「一発免許」や「一発試験」と呼ばれているものです。普通免許の試験と異なり、終了検定はおよそ週に1度しか実施されていなく、その試験に落ちてしまうと時間も費用も無駄なものとなってしまう可能性があります。

しかし、自動車学校を卒業していれば、運転免許センターでの試験内容は適応検査(視力検査)のみとなるのです。つまり、学科試験と技能試験の受験が免除されるということです。適正検査に合格すると中型自動車免許が交付されれます。

「中型車は中型車(8t)に限る」の中型免許を取得済みであれば、限定解除のための教習の受講と卒業検定の合格を教習所で果たすことによって、中型自動車免許を運転免許センターにて取得できます。

中型自動車の免許の取得資格方法について

中型自動車の免許の取得するための条件には、普通自動車免許、もしくは大型特殊免許取得されている方で、運転されている経験期間が2年を経過している方が対象であり、年齢は満20歳以上と規定されています。

中型自動車の免許の取得するためには、自動車教習所で教習期間は9ヶ月以内です。ただし、限定解除に関しては3ヶ月以内となります。

普通自動車免許・大型自動車免許を取得する方法と同様で、視力・聴力検査も行われます。視力は片眼で0.5以上、両眼で0.8以上が必要です。

その他に深視力(奥行き)の能力検査があります。聴力は10メートル離れたところで、警音器が出る90デシベルの音が聞こえることが取得できる条件です。

中型自動車免許の取得には、技能卒業検定に合格する必要があります。技能卒業検定に合格するには、自宅、もしくは職場の近くの自動車学校に通う方法と、合宿で取得できる方法です。

この中型自動車免許の試験は、公道に出てからの運転となりますから合格率は極めて難しく、一発免許合格できるというものではないといえるでしょう。

中型自動車の解説

中型自動車の車種というのは、車両総重量5トン~ 11トン未満、最大積載量3トン~ 6.5トン未満、乗車定員11人~29人以下の重量・積載量・定員数の条件に該当する四輪車です。これが、日本の道路交通法令における自動車の区分では中型自動車となります。

法改正による中型免許と準中型免許 (準中型自動車の略)の制度について

法改正によって、準中型免許として運転できる車が変わっています。

  • 車両総重量が、7500kg未満のもの
  • 最大積載量が、4500kg未満のもの
  • 乗車定員が 10人以下のもの

以上の重量・積載量・定員数の条件に該当する四輪車で、1つでも該当しない場合は免許外運転扱いになります。

この準中型免許では、年齢が18歳以上の方から取得は可能です。ここの部分が、大型自動車免許と中型自動車免許との違いとなります。

中型自動車の取得方法と日数と費用に関して

  • 合宿免許なら・・・14万円前後~
  • 通学免許なら・・・17万円前後~
  • 一発試験なら・・・4万円前後~

一発試験は簡単に取得できるものではありません。合宿免許と比べ、かなりの費用が違って、安く思うのですが、なかなか取得するのは難度が高い傾向にあります。

しかし、一発試験の試験を受ける場合平日だけで、予約制です。ここでは、料金が4万円前後~となっていますが、アルファ料金が必要となります。

練習用に必要な中型車両と同乗してくれる指導してくれる人の手配料金が加算されるためです。技能試験では、少なくても2~3回は受験する方が多いでしょう。

まとめ

改正によって、道路交通法では18歳から免許取得が可能になったため、準中型免許の免許を取得することができれば仕事に就きやすくなるでしょう。

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